技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

試作データの評価方法

試作データの評価方法

大阪府 開催 会場 開催 演習付き

開催日

  • 2017年7月4日(火) 10時00分 16時00分

修得知識

  • 得られたデータから現状の商品と比較してばらつきが改善されたのか、平均値が変化したかどうかの評価が行える
  • 市場に出荷されてからクレームが発生しないよう、どのような評価をすべきかが解る
  • 適切な試作評価段階で評価する方法を習得できる

プログラム

 現場で起きている間違えやすい11の評価事例を取り上げ、そのやり方のどこが間違っていてどのように評価するのが適切かを演習で学ぶ。
 試作段階で適切に評価できていない具体的な評価方法を演習で取りあげて、適切でない理由を考えるグループ演習を行い、適切な試作評価段階で評価する方法を習得する。

  1. 試作品の評価段階における適切な評価方法
    1. 20試作の5個の平均をプロットして評価した場合
    2. 下限規格のみを評価した場合
    3. 0.5%以下の不良率であることを確認したいときに、200個の試作品で評価した場合
    4. 協力工場の出荷検査成績書の有効数字のデータが10データ全て同じで、標準偏差が“0”でばらつきがないため合格であると評価した場合
    5. 10個の評価データについて、最大値,最小値と平均値だけでばらつきを評価した場合
    6. 10個のデータの平均値、標準偏差を計算し、工程能力指数 (Cp,Cpk) 評価した場合
    7. 120個のサンプルの平均値、標準偏差を計算し、工程能力指数 (Cp,Cpk) 評価した場合
    8. 2つの部品で構成されている中間材の評価を片側部品のみロットを変えて120個評価した場合
    9. 2つの機械の優劣の評価をしたい。複数のロットからランダムにサンプリングした製品についてF検定、t検定し、差がないとはいえないという計算結果が得られたので、両方の機械を量産工程に導入した場合
  2. 試作品の耐久試験の評価方法
    1. 従来の部品 (部材) をコスト低減のために社内規格に基づき6項目の評価を行った結果、全ての項目で合格となった場合
    2. 設計変更を行い、体積を50%低減し社内規格に基づき6項目の評価を行った結果、全ての項目で合格となった場合
  3. 品質工学による評価方法
    1. 従来の商品開発と品質工学の評価方法 (解説)
    2. 後戻りしない商品開発 (解説)
    3. 製品のばらつきを改善し、コストを低減する方法 (解説)
    • 質疑応答

会場

滋慶医療科学大学院大学

11F 講義室3

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/17 スパース推定の本質の理解と実装応用技術への展開 オンライン
2024/5/20 FMEAの必須知識と工程FMEAの実践手法 オンライン
2024/5/20 信頼性物理に基づく信頼性試験技術 オンライン
2024/5/20 技術者・研究者向けのプロジェクト進行における異文化教育・コミュニケーション能力向上のポイント オンライン
2024/5/20 上流工程で品質を作り込むトラブル流出ゼロの品質管理手法 オンライン
2024/5/21 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2024/5/21 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2024/5/22 新製品開発における信頼性予測と役割 オンライン
2024/5/22 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/23 経済性を考慮した「開発時の安全係数」と「量産展開時の規格値」の論理的決定法 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/27 事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法 オンライン
2024/5/28 技術者・研究者向けのプロジェクト進行における異文化教育・コミュニケーション能力向上のポイント オンライン
2024/5/29 信頼性物理に基づく信頼性試験技術 オンライン
2024/5/29 検定・推定 (主に計数値) オンライン
2024/5/30 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/6/3 管理図 オンライン
2024/6/5 事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/6/30 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2013/8/29 長期信頼性・高耐久性を得るための接着/接合における試験評価技術と寿命予測
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/2/1 患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方
2013/1/31 ヒューマンエラー対策 事例集
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2006/3/10 信頼性抜取り試験・加速試験とデータ解析
1998/6/15 電子機器・部品の複合加速試験と信頼性評価技術
1993/4/1 はんだ接続の高信頼性化技術とその評価
1992/11/11 VLSI試験/故障解析技術