技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

感性情報の計測・評価と製品開発への応用

感性情報の計測・評価と製品開発への応用

愛知県 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年7月3日(月) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 感性情報の計測、評価方法を知りたい方
  • 独自にその評価を行っているが、その正しさを検証したい、より良い方法を模索している方
  • これから感性に基づいた製品開発を行っていきたい方

修得知識

  • 感性情報工学の基礎
  • 感性を付加価値とした製品開発に対する基盤技術
  • ヒトの感性を客観的に定量的に計測する新規手法

プログラム

 本講演ではカオス・フラクタル理論を基軸とし、情報数理工学や感性情報工学への具体的適用事例を紹介すると共に、そのような実用化に至る基礎的な基盤研究の基軸について、実践的技術・研究者の立場から紹介する。
 また、生体信号、特に、脳波と近赤外分光計測信号をカオス・フラクタル解析することにより、ヒトの感性を客観的に定量的に計測する新規手法を講述し、感性を付加価値とした製品開発に対する基盤技術を紹介することを目的とする。

  1. 感性情報工学の基礎となるカオス・フラクタル理論
    1. カオス・フラクタル理論の基礎
    2. カオス理論に基づいたバイオアッセイ
    3. カオス理論に基づいた時系列予測
    4. 逐次関数系によるフラクタル符号化
    5. 自然画像のフラクタル符号化
    6. カオス・フラクタル理論に基づく統合論的脳機能計測
  2. 感性計測の意義と産業界への適用
    1. 感性情報通信への応用
      1. ハイレゾと感性計測
      2. じゃんけんに負けないロボット
      3. ヒトの心を読み取るアフェクティブロボット
      4. 揺れ動く心の計測
    2. 食品・日用品への応用
      1. 嗅覚と感性
      2. 触覚と感性
      3. シャンプーの爽快感と感性
      4. 感性を付加価値とした生理用品の開発
      5. ガム咀嚼と感性
      6. 集中力とマウステープ
    3. スポーツ分野への応用
      1. テニスラケットの打球感の心地よさ
      2. ゴルフクラブの打球感の心地よさ
    4. 自動車・モビリティ分野への応用
      1. 自動車の安全装置の開発
      2. ヒヤリハット計測
      3. 脳波による車いす制御
    5. 会話と感性計測
    6. その他の応用
  3. 感性計測の先端技術と将来展望
    • 質疑応答

講師

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

11F 1108

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

関連する出版物

発行年月
2024/5/31 脳波計測・解析の実用ハンドブック
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/2/26 高級感を表現する要素技術と評価法
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)