技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

包装工程/表示ミスによるトラブル事例/製品回収と包装工程バリデーションの考え方

包装工程/表示ミスによるトラブル事例/製品回収と包装工程バリデーションの考え方

~包装のバリデージョン項目、PVの必要性とタイミング、PVのロットサイズ問題 / ​包装工程ミスによるトラブル/製品回収事例から学ぶバリデーション実施の考え方~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年6月22日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 表示ミスによる製品回収事例
  • 包装工程のミスによるトラブル/製品回収
  • 資材ミスによるトラブル/製品回収
  • 包装バリデーションの考え方
  • 製品回収リスクの低減

プログラム

 包装トラブルによる製品回収は多く、各社がミス防止を続けているがなかなかなくならない。包装のミスは製造所でのミスと表示資材メーカーでのミスの二つがある。包装でのミスを減らすにはどうするか。表示資材メーカーのミスを減らすことと万が一ミスがあってもそれを製造所で防ぐことができる仕組みを盛り込むことである。過去のさまざまの包装トラブル事例から学び、包装トラブルによる製品回収リスクを減らす方法を実例から紹介する。またそれを防ぐための包装バリデーションについても紹介する。

  1. 表示ミスによる製品回収事例
    1. 表示物のミスによる製品回収
      1. 単純な誤記
      2. 化合物名の誤り
      3. 添加剤の間違い など
    2. 製造起因の表示ミスによる製品回収
      1. 捺印場所の間違い
      2. 封緘シールのコンタミ
      3. テストサンプルの間違い
      4. 容器の間違い など
    3. レギュレーション対応漏れによる製品回収
      1. 日局対応不備
      2. 劇薬/毒薬対応不備 など
  2. 包装工程のミスによるトラブル/製品回収
    1. 添付文書の最新版との不一致 (包種追加反映されず)
    2. 使用期限と製造番号逆転
    3. ドリンク剤 (食品) の表示ミスによる回収事例
    4. 異種ラベル接続による回収事例
    5. 異種アンプル混入による品質トラブル
    6. 錠剤の刻印ミスによる製品回収
    7. PTP包装ラインでの欠錠センサーの排出同期化トラブル
    8. PTP包装ラインのシートカッターのずれトラブル
    9. プラスチックアンプルのカッターずれトラブル など
  3. 資材ミスによるトラブル/製品回収
    1. 箱の有効成分の単位ミス
    2. 異種添付文書混入
    3. 異種フリップキャップコンタミによる回収事例
    4. 異種ロールラベルに混入
    5. ロールラベルの張替
  4. 包装とレギュレーション
    1. 容器の定義
    2. 容器の種類
      1. 一次包装
      2. 二次包装
    3. 容器の機能の定義
    4. 製剤の容器
      1. 固形剤
      2. 注射剤
    5. 包装資材のJP試験
      • 必須の資材の受け入れ試験 (ゴム栓、ガラス容器、プラスチック容器など)
  5. 包装工程のバリデーション
    1. 包装バリデーションの考え方
      1. 包装のバリデージョン項目
      2. PVの必要性とタイミング
      3. PVのロットサイズの問題
      4. 中間製品の包PV包装と製品準備
    2. 包装バリデーション不備による品質トラブル
    3. 気密性の検証
      1. ボトルの気密性
      2. 金型の組み合わせ確認
      3. ボトルのパッキンの歪み (固形剤)
      4. バイアル瓶 (注射剤)
      5. SP包装/PTP包装のバリデーション
    4. 包装のPVについて
    5. 最終製品を中間製品で代用する場合
  6. 製造起因の表示ミス防止
    1. 印刷会社の防止策
      1. 在庫を持たない
      2. 追加生産を行わない
      3. ラベルの張替えを行わない
      4. バーコード管理
    2. 包装製造所の防止策
      1. 表示資材の計数管理
      2. ラインでのバーコード管理
      3. テストサンプルの管理
      4. ロールラベルのバックNo印字
      5. 表示物のビデオ確認
      6. 製造番号/使用期限の確認
      7. ポジティブセンサーとネガティブセンサーの選択
      8. 手包装ラインを自動化ラインにする場合
  7. 表示資材メーカーの査察/指導
    • コンタミ防止の観点から
  8. 包装委託先の査察/指導
    1. 計数管理
    2. バーコード管理
    3. 異種品混入防止
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 脇坂 盛雄
    株式会社 ミノファーゲン製薬
    顧問

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。