技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製薬用水の基本事項理解と水質管理の実践知識

PIC/Sの査察に対応した実務のポイントを解説する

製薬用水の基本事項理解と水質管理の実践知識

~今後求められる「QRMをベースにしたRTRT」や「自主管理的なプロセス管理」とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、水システム管理のポイント、重要事項、今後水質管理へ求められるものなど品質管理は“何をどこまでやるべき”か?そのポイントを解説いたします。

開催日

  • 2016年1月29日(金) 10時30分16時30分

プログラム

 医薬品・医療機器・化粧品・健康食品製造に使われる製薬用水について、その基本として、製薬用水とは何か?、製薬用水製造方法、水質管理を行う際の実践知識について、製薬用水の全てを学んでいただきます。
 飲料水と純水と製薬用水はどこが異なるのか?注射用水と精製水はどこが異なるのか?より話を始めまして、その製造方法とその問題点についてお話しします。
 いったん製造・貯留された水に対する汚染を防止手段について、具体的には、精製水と注射用水の水質管理への考え方の違いについても言及します。
 また、日本は2014年7月PIC/Sに加盟したことから、この節目に、PIC/Sの査察に対応して、水管理法も大きく変わろうとしています。従来の最終検査的な考え方からQRM:Quality Risk ManagementをベースにしたRTRT:Real Time Testingや自主管理的なプロセス管理が近い将来に求められます。この考え方を製薬用水管理や医薬品を安全に製造する方法へどう生かすかについてもお話ししたく思います。

  1. 製薬用水って何?
    1. 純水と製薬用水の違いはあるか?
    2. 精製水と注射用水の違いは何?
  2. 不純物とは何か
    1. 製薬用水にとって最も危険な不純物は
    2. 原水の選択
  3. 水質管理とモニタリング
    1. 導電率測定の意義について
    2. TOCって何か?
    3. 微生物汚染防止と無菌管理
    4. パイロジェンとエンドトキシン
  4. 製薬用水製造方法
    1. 膜分離と除菌
    2. RO膜とUF膜
    3. イオン交換・EDI
    4. 蒸留器とそのリスク
    5. 膜によるWFI製造の可能性
  5. PIC/S査察と自主管理
    1. PIC/S査察とFDA査察の違い
    2. PIC/Sが求めるQRM

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/27 わかりやすい製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2026/2/27 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2026/2/27 基礎から学ぶクラウドのCSV実践とデータインテグリティ オンライン
2026/2/27 CSV超入門 オンライン
2026/2/27 イオン交換樹脂の性質、選定方法と上手な活用法 オンライン
2026/2/27 HBEL (健康ベース曝露限界値) に基づいた洗浄評価基準とその運用 オンライン
2026/2/27 米国医療機器規制とQSR/QMSRおよびISO13485の要求事項と相違点の理解 オンライン
2026/2/27 GMP教育訓練の体制構築と実施のポイント オンライン
2026/2/27 脂質ナノ粒子 (LNP) におけるLNP設計と製造プロセス・スケールアップ オンライン
2026/2/27 バイオ医薬品工場建設およびスケールアップ、バリデーションのポイント オンライン
2026/3/2 わかりやすい製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2026/3/2 バイオ医薬品工場建設およびスケールアップ、バリデーションのポイント オンライン
2026/3/2 相分離生物学の基礎と創薬への応用に向けた先駆的研究事例/展開 オンライン
2026/3/3 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/3/4 GMPをふまえた安定性試験の統計解析と規格設定・サンプリング・劣化リスク評価 オンライン
2026/3/4 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2026/3/5 一変申請・軽微変更の具体的理解と齟齬発見時の対応 オンライン
2026/3/5 欧州医療機器 (MDR) の規制徹底理解・臨床評価対応セミナー オンライン
2026/3/6 GMPにおける出荷不適品 (OOS) の管理と不適品 (原材料、製品) 発生防止策 オンライン
2026/3/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/15 体温計
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応