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水蒸気バリア技術と水蒸気透過性の測定・評価

エレクトロニクス・産業資材用

水蒸気バリア技術と水蒸気透過性の測定・評価

~低温バリア膜の作製、バリア性の測定ノウハウ、ロールツーロールへの展開~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーではバリア膜の用途・市場、水蒸気透過率の測定法、バリア膜の作製法、バリア膜の特性を紹介し、良質なバリア膜を得るための指針、バリア膜の現状と課題について解説いたします。

開催日

  • 2015年12月16日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 各製品における水蒸気バリア膜の必要性能
  • 理想のバリア膜とは?
  • 良質なバリア膜を作製するためのノウハウ
  • 現状と課題

プログラム

 有機EL材料など軽量かつ柔軟な有機材料が様々な分野で注目を集めている。しかし、有機材料は大気中の水蒸気や酸素でその特性が劣化してしまうことが多く、製品の実用化・長寿命化のためにバリア膜が不可欠となる。
 本講座ではバリア膜の用途・市場、水蒸気透過率の測定法、バリア膜の作製法、バリア膜の特性を紹介し、良質なバリア膜を得るための指針、バリア膜の現状と課題について解説する。

  1. 低温バリア膜
    1. 低温バリア膜の用途・市場
    2. 低温バリア膜にはどのようなものがあるか?【 SiO2 VS Si3N4 】
    3. バリア性を高めるための指針
    4. 各製品での要求項目
  2. 水蒸気透過率の測定法
    1. カップ法
    2. モコン法
    3. Ca腐食法
    4. トリチウムテスト
  3. バリア膜の作製法
    1. スパッタリング法
    2. プラズマ化学気相成長法
    3. 原子層堆積法
    4. 触媒化学気相成長 (Cat – CVD) 法
  4. SiNx膜のバリア性
    1. Cat – CVD法で低温成膜は可能か (基板の冷却法)
    2. 原料ガスへの水素ガスの添加効果
    3. 内部応力の制御と応力フリー膜の作製
    4. 室温形成膜の諸特性
    5. トレンチ基板を用いたSiNx膜の被覆性評価
    6. 水蒸気透過率の評価とその律速要因の検討
  5. ロールツーロール装置の現状と課題
    1. ロールフィルムを用いる際の課題
    2. アウトガスの膜質への影響
    3. Ca腐食試験
    4. 有機EL素子への実装試験
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 部家 彰
    兵庫県立大学 大学院 物質系工学専攻
    准教授

会場

大田区産業プラザ PiO

1F A+B会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。