技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日欧米治験薬GMP入門

業務歴一年未満の方でも理解できる

日欧米治験薬GMP入門

~ICHガイドライン、PIC/S対応のポイント / 日欧米のGMP要件の違い~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年11月25日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 治験薬GMPと医薬品GMPの主な相違点と共通点
  • 日米欧におけるGMP要件の違い
  • ICHガイドライン、PIC/S対応のポイント

プログラム

 治験薬GMPはこれから開発を行う段階の中で必須の知識であり、これに適合しない治験薬の使用は承認資料とはならない。開発をスムースに進める上で基本的に求められている条件であり、これを理解しておかなければ開発スケジュールも立てられなくなる。
 治験薬GMPと医薬品GMPのどこが違うのかの基本を理解し、治験薬GMPには何が必要でどこに注意すべきかその留意点と対策を述べる。

  1. GMPとは
    1. GMPの基本
    2. GMPの歴史
    3. GMPの3原則と記録
    4. 経営者の責任と従業員の責任
    5. 品質保証体制の確立
  2. PIC/S GMPガイドラインについて
    1. PIC/Sとは
    2. PIC/Sの動きと日本の対応
    3. PIC/S GMPガイドライン
    4. PIC/S GMPガイドラインの位置づけ
  3. バリデーションとは
    1. バリデーションとは
    2. バリデーションマスタープランとは
    3. プロセスバリデーション
    4. 分製法バリデーション
    5. 洗浄バリデーション
  4. Annex13 (治験薬製造) の要旨と留意点
    1. Annex13とは
    2. Annex13のポイント
    3. Annex13の活用
  5. 治験薬GMPとは:なぜ治験薬GMPが必要なのか
    1. 治験薬GMPとGCPの位置づけ
    2. 治験薬GMPと医薬品GMPの主な相違点と共通点
    3. 治験薬GMPのポイントと対応策
  6. 治験薬GMPガイドライン
    1. 日本
    2. 欧州
    3. 米国
    4. 日米欧におけるGMP要件の違い
  7. 治験薬GMPにおける治験薬製造・品質管理上の留意点
    1. 目的
    2. 考え方
    3. 治験薬品質の一貫性と同等性
    4. 開発段階での変更管理
    5. 治験薬の製造管理
    6. 治験薬の品質管理
  8. 適確性評価とは:なぜ必要か、その進め方は
    1. DQ:設計時適確性評価
    2. IQ:据付時適確性評価
    3. OQ:運転時適確性評価
    4. PQ:稼働時適確性評価
  9. 治験薬に関する文書
  10. 手順書等に関する留意点とポイント
  11. 治験薬受託製造の留意点
  12. 治験薬の出荷承認手順
  13. 教育訓練の必要性と実施上の留意点
  14. 治験薬GMPに関するQ&A
  15. 製薬業界の動向
  16. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 橋本 光紀
    医薬研究開発コンサルテイング
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/7 薬価算定の基礎と希望薬価取得ノウハウ オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/7 医薬品工場建設におけるURS作成時の留意点およびトラブル防止・バリデーションのポイント オンライン
2025/2/10 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/2/10 再生医療等製品の商業生産に向けた技術移管、バリデーション オンライン
2025/2/10 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/10 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/2/10 敗血症の病態/診断/治療の現状と医療現場が求める新薬像 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験のモニタリング業務で理解すべき基本的な関連法規 オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/12 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/2/12 医療機器GCP入門 (解釈・運用・遵守) オンライン
2025/2/12 製薬業界で必要となる創薬企画の発想法とBeyond-the-pill/Around-the-Pillのトレンド オンライン
2025/2/12 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/2/13 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2025/2/13 ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) に対する分析技術、試験法開発 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策