技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品製造GMPバリデーション (アップストリーム・ダウンストリーム) 実施要件とPIC/S査察対応

バイオ医薬品製造GMPバリデーション (アップストリーム・ダウンストリーム) 実施要件とPIC/S査察対応

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、バイオ医薬品について基礎から解説し、バリデーションの必要性の有無、バリデーションと継続的照査法及びプロセス管理の方法などについて詳解いたします。

開催日

  • 2014年8月20日(水) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品・製薬における洗浄バリデーションの担当者、管理者

修得知識

  • バリデーションが必要な操作と必要の無い操作の違い
  • バリデーションと継続的照査法及びプロセス管理の方法
  • 機器分析のための分析法のバリデーションの概要と分析能パラメータ
  • リスクベースの洗浄のバリデーションと最新の残留限度値設定の考え方
  • バイオ医薬品製造プロセスのプロセスバリデーションの概要と最新のアプローチ法

プログラム

このセミナーでは、医薬品製造におけるバリデーションではいつ、何を、どのように進めなければならないかを紹介する。また、GMP規則と実施しなければならないバリデーションとの関わりと最近改定されたプロセスバリデーションの考え方と進め方を紹介し、その中で実際にバイオ製造において実施する必要項目 (適格性、検証、照査、文書化と承認) 及び分析能パラメータの確認法や洗浄バリデーションにおける残留限度値の設定法などを紹介する。

  1. バリデーションとは
    1. GMPの位置付け
    2. バリデーションマスタープランとは
    3. プロセスバリデーション
      • 新しいプロセスバリデーションの考え方
      • プロセスの適格性検証
      • 継続的なプロセスのベリフィケーション
    4. 工程限度値の管理
  2. バリデーション戦略
    1. 工程内容の明確化
    2. 設備・装置の適格性検証と責任範囲
    3. バリデーションマスタープランの内容
  3. コンピュータ化システムのバリデーション
    1. ライフサイクルモデル
    2. カテゴリー分類
    3. 設備据付時適格性評価 (IQ)
    4. 運転時適格性評価 (OQ)
  4. プロセスバリデーション
    1. プロセスバリデーションの手順
    2. バイオ医薬品原薬製造の概要
    3. プロセスの設計
      • QbD (クオリティ・バイ・デザイン)
      • 重要品質特性 (CQA)
      • バイオ医薬品分野でのPATの利用
      • 工程管理パラメータとデザインスペース
    4. プロセスの適格性検証
      • クロマトグラフィーを例に
    5. 継続的なプロセスの照査
  5. 洗浄バリデーション (アップストリーム&ダウンストリーム)
    1. 各国レギュレーションとガイドライン
    2. 洗浄バリデーションの構築手順
    3. 科学とリスクベースに基づく洗浄バリデーション計画
    4. 洗浄バリデーションのリスクアセスメント
    5. 洗浄工程のプロセスパラメータとデザインスペース
    6. 洗浄方法の開発と洗浄工程の構築
    7. 洗浄バリデーションのブラケッティング
    8. 最新の残留基準値設定の考え方
  6. 分析法バリデーション
    1. バイオ医薬品分析の難しさ
    2. バイオ医薬品の定量分析法バリデーション
    3. バイオ医薬品の特異的分析法と非特異的分析法
    4. バイオ医薬品製造における分析法とバリデーション
  7. CAPAと変更管理
    1. 是正措置と予防措置
    2. 変更管理の組み立て方
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の25,000円(税別) / 27,000円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/9 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2025/9/9 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 各開発段階におけるCMC開発と取得すべきデータ・品質保証レベル オンライン
2025/9/10 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/10 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/9/10 様々な裁判例から見る医薬品の特許権存続期間延長の実務・LCM戦略とパテントリンケージへの対応 オンライン
2025/9/10 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目) / スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目) オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目/ 全2日間) オンライン
2025/9/11 抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) と規格及び試験方法 (ペプチドマップ、糖鎖プロファイル) オンライン
2025/9/11 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/11 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/11 GCP実践講座 オンライン
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/9/12 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/9/29 先端半導体製造プロセスの最新動向と微細化技術
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集