技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国内外における食品包装法規制の最新動向と企業の対応

国内外における食品包装法規制の最新動向と企業の対応

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、食品包装に係る法規制の国際的な最新動向と、企業としての対応・留意点を詳しく解説いたします。

開催日

  • 2014年4月22日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 食品包装に関連する技術者、開発者、品質担当者
    • 食品
    • 包装材料
    • 樹脂

修得知識

  • 食品包装規制の国際的な最新動向
  • 企業としての対応・留意点

プログラム

 日本の食品包装規制は欧米と比較して、使用実態と試験条件の乖離、乳製品の特別規制、原材料の業界自主基準方式等の課題を抱えているが、2014年度、厚生労働省は国際的整合化をも意図して大きな改正の計画を打ち出し、この先数年間はPL法制化を含めた大きな変革推進の時期となる見込みである。又、2011年4月、再生プラスチックのマテリアルリサイクルも解禁となった。一方、欧米は着実に法整備を進め、中国・韓国・インド等のアジア諸国やオセアニアも法改正を加速しており、輸出入に際しては遵守が必要である。
 原材料と製品のグローバル化が進む中、これらの法規制の国際的な最新動向、及び企業としての対応・留意点に関し解説する。

  1. 初めに – 包装を取り巻く環境 –
  2. 日本の法規制類
    • 包装材料の種類と使用割合
    • 食品衛生法&業界自主基準の2元方式
  3. 欧州 (EU) の法規制
    • 一元的法律化の推進
  4. 米国の法規制
    • 製品別登録制度の定着
    • 食品安全近代化法
  5. 日欧米の比較と日本の課題
  6. 日本における国際的整合化に向けた国の新計画と進捗状況
    • 溶出試験条件等の見直し
    • 乳等省令の統合
    • 樹脂のPL法制化
  7. アジア・オセアニア諸国の動向
    • 中国
    • 韓国
    • インド
    • タイ
    • ベトナム
    • オセアニア
  8. 再生プラスチックの使用に関する国のガイドラインと産業界の進捗状況
  9. 化学物質のリスク評価の基本的考え方
  10. 包装材料に含まれる化学物質と企業におけるリスク管理
  11. まとめ – 企業としての対応と留意点 –
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2024/4/22 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/4/24 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/25 食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度について オンライン
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/26 共押出多層フィルムの成形技術、押出安定化とトラブル対策 オンライン
2024/5/9 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/16 農業・食関連産業のDX実現に向けた政策 東京都 会場・オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/28 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/5/29 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス オンライン
2024/5/30 ガスバリア技術の基礎と活用動向およびウェットプロセスによるウルトラ・ハイバリア技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/11/21 食品添加物
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方