技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

英文治験総括報告書の作成 入門講座

英文治験総括報告書の作成 入門講座

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年2月28日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 英文治験総括報告書の作成に欠かせない、英語のスタイルに関する知識
  • 日本人が特に間違えやすい英語表現や英文法
  • 日本語との共通点・相違点から見た、読みやすい英文の書き方
  • 試験方法、試験結果を記載する際のヒント

プログラム

 英文治験総括報告書を作成する際に、スタイルや文法に関して迷った点、ネイティブ・チェッカーから指摘された点など、講師自身の体験を基に企画した講座です。英文治験総括報告書を初めて作成する方が疑問に思うであろう点や、間違えやすい点をピックアップして、受講者と同じ日本人ライターの視点から解説します。治験総括報告書で頻出するスタイルや表現を重点的に取りあげ、すぐに役立つ知識の習得を目指します。

  1. 知っておきたい英語のスタイル
    • 句読点:カンマ、セミコロン、コロン、ピリオド
    • 列挙・箇条書き
    • 括弧、引用符、ハイフン、ダッシュ
    • 数字の表記
    • 単位の表示
    • 大文字の使用 (capitalization)
    • 引用文献の表示方法
    • アメリカ英語とイギリス英語の違い
  2. 注意が必要な用語
    • case/patient/subject (participant)
    • dose/dosage
    • endpoint/end point
    • ratio/proportion/rate/frequency
  3. 間違えやすい英語表現 – 日本人の視点から (1) –
    • among/between
    • according to/in accordance with
    • compare with/compare to
    • due to、caused by/because of、owing to
  4. 間違えやすい英文法 – 日本人の視点から (2) –
    • 数の一致 (単数形と複数形)
    • 主語と述語の整合性
    • 並列構造
    • 不定冠詞「a」と「an」
  5. 読みやすい英文を書くには – 日本語との共通点・相違点をふまえて –
    • 動詞の名詞化 (nominalization) を避ける
    • 受動態を多用しない
    • 主語と述語の配置
    • 修飾語の配置
    • 適切な動詞の使用
    • 結論を前に出す
    • 二重否定を避ける
    • 略号使用時の注意
  6. 試験方法を記載する際のヒント – 治験実施計画書から治験総括報告書へ –
  7. 試験結果を記載する際のヒント – 文章構造の観点から –
    • 質疑応答・名刺交換

※プログラムは、後日変更する場合がございますがご了承ください。 (2013.12.10更新)

講師

  • 大谷 雅子
    フリーランス メディカルライター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり21,000円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発