英文治験総括報告書を作成する際に、スタイルや文法に関して迷った点、ネイティブ・チェッカーから指摘された点など、講師自身の体験を基に企画した講座です。英文治験総括報告書を初めて作成する方が疑問に思うであろう点や、間違えやすい点をピックアップして、受講者と同じ日本人ライターの視点から解説します。治験総括報告書で頻出するスタイルや表現を重点的に取りあげ、すぐに役立つ知識の習得を目指します。
- 知っておきたい英語のスタイル
- 句読点:カンマ、セミコロン、コロン、ピリオド
- 列挙・箇条書き
- 括弧、引用符、ハイフン、ダッシュ
- 数字の表記
- 単位の表示
- 大文字の使用 (capitalization)
- 引用文献の表示方法
- アメリカ英語とイギリス英語の違い
- 注意が必要な用語
- case/patient/subject (participant)
- dose/dosage
- endpoint/end point
- ratio/proportion/rate/frequency
- 間違えやすい英語表現 – 日本人の視点から (1) –
- among/between
- according to/in accordance with
- compare with/compare to
- due to、caused by/because of、owing to
- 間違えやすい英文法 – 日本人の視点から (2) –
- 数の一致 (単数形と複数形)
- 主語と述語の整合性
- 並列構造
- 不定冠詞「a」と「an」
- 読みやすい英文を書くには – 日本語との共通点・相違点をふまえて –
- 動詞の名詞化 (nominalization) を避ける
- 受動態を多用しない
- 主語と述語の配置
- 修飾語の配置
- 適切な動詞の使用
- 結論を前に出す
- 二重否定を避ける
- 略号使用時の注意
- 試験方法を記載する際のヒント – 治験実施計画書から治験総括報告書へ –
- 試験結果を記載する際のヒント – 文章構造の観点から –
※プログラムは、後日変更する場合がございますがご了承ください。 (2013.12.10更新)