技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方 / ドキュメント高品質化と作成効率化を目指したエディティング技術

メディカルライティング スキルアップセミナー (専門知識編・ステップアップ編 全3回コース)

治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方 / ドキュメント高品質化と作成効率化を目指したエディティング技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーはメディカルライティングのセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 84,000円 → 割引受講料 63,000円

開催日

  • 2011年9月28日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • メディカルライティングに携わっている担当者
    • CTD
    • CSR など

修得知識

  • CSR , CTD の作成・理解に必要な統計的な知識
  • 臨床試験の計画
  • データの正しい見方、要約方法
  • CSR , CTD の作成のポイント・注意点
  • 医薬品関連ドキュメントの高品質化のポイント
  • 医薬品関連ドキュメントの作成効率化のポイント

プログラム

2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」

 総括報告書やCTDの作成及び理解のために必要な統計的な知識を紹介します。具体的には、臨床試験のデザインを概観し、ランダム化や盲検化といった偏りを最小限にするための方法を説明します。
 また、エンドポイントや仮説の設定、症例数設計の原理や根拠の定め方を解説します。
 さらに、データの正しい見方や要約方法、推定や検定の概念を説明した上で、臨床試験で問題になりやすい交絡や部分集団解析の意味を解説します。
 最後に、統計的な観点から、総括報告書やCTDを作成する上での注意点を概説します。

  1. 臨床試験の計画
    1. ランダム化と盲検化の意義
    2. エンドポイントの設定
    3. 仮説の設定
    4. 探索的試験と検証的試験
    5. 症例数設計の原理とその根拠
  2. データ解析
    1. データと要約
      1. データの種類、分布、要約
      2. データの見方
    2. 推定と検定の概念
      1. 点推定と区間推定
      2. 仮説検定
      3. 統計的有意差や臨床的有意差の違い
      4. 検定の多重性
    3. 交絡
      1. 調整解析
      2. 交互作用
      3. 部分集団解析
    4. 代表的な統計解析手法の紹介
      1. 共分散分析
      2. 生存時間解析
  3. 文書作成における統計的諸注意
    1. 総括報告書およびCTDの構成
    2. 解析結果を解釈する上での注意点
    3. 総括報告書作成時の統計的な注意点
  • 質疑応答・名刺交換

2011年10月6日「ドキュメント高品質化と作成効率化を目指したエディティング技術」

 わかりやすい文章を作成することは、自分の主張で相手を納得させるためにとても重要なことである。
 人は行間を読み、不足分を補って理解をするため、悪文でも用が足りてしまうことはある。しかし、悪文の量が多くなり人が補える限界を超えてしまったり、不明朗な箇所が重要なポイントであったりすると、主張の弱い文章になり、最悪の場合は意味がわからない文章になってしまう。
 読んでみると、なんとなくわかりにくいことがわかるのだが、では具体的に何がダメなのか、はっきりわからないことが多い。その点もふれて、わかりやすい文章作成のコツを解説したい。

  • わかる仕組み
  • 論理的な文章とは?
  • わかりやすい文章の基本
  • 悪文の条件とは?
  • わかりやすい平易な文章へのヒント
  • エディティングとレビューのコツ
  • ドキュメント作成プロセスの仕組み
  • リスクを蓄積させないプロセスとは?

講師

  • 2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」
    • 五所 正彦 氏
  • 2011年10月6日「ドキュメント高品質化と作成効率化を目指したエディティング技術」
    • 青木 浩之 氏
  • 五所 正彦
    筑波大学 医学医療系 生物統計学
    教授
  • 青木 浩之
    グラクソ・スミスクライン(株) 開発本部

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
  • 2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」
  • 2011年10月6日「ドキュメント高品質化と作成効率化を目指したエディティング技術」
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 63,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/15 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/15 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/16 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2024/11/18 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/11/19 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/19 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/19 ラボと製造の現場におけるデータインテグリティ実務とCSV 監査証跡の定期レビューとQAレビュー オンライン
2024/11/19 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/11/19 臨床試験方法論入門講座 オンライン
2024/11/20 Excelを使用した統計学の初級・中級コース 2日間講座 オンライン
2024/11/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する オンライン
2024/11/20 ビジネスパーソンに必要な統計学入門講座 オンライン
2024/11/20 実務に役立つ医薬品GCP入門講座 オンライン
2024/11/20 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/11/20 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2024/11/20 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/20 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2024/11/21 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ