技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の開発と品質管理に必要な使用感・官能評価

化粧品の開発と品質管理に必要な使用感・官能評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、水系・パウダー系のスキンケア・メークアップ化粧品において、化粧品の使用感・官能評価の考え方、評価のポイントなど基礎から、豊富な事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2011年7月21日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 化粧品に関連する技術者、開発者、品質管理担当者
    • スキンケア化粧品
      • 洗浄料
      • 化粧水
      • 乳液
      • クリーム
      • 保湿美容液 など
    • ベースメイク化粧品
      • ファンデーション
      • コンシーラー など
    • メイクアップ化粧品
      • 口紅
      • マスカラ
      • アイブロー化粧料 など

修得知識

  • 化粧品の使用感評価の基礎
  • 官能評価の基礎
  • 統計的手法の用い方
  • 化粧品の使用感評価の事例

プログラム

 自分が使いたいと思う化粧品が、自分に合うのか、効果があるのか、今使用しているものより優れているのか、他のブランドよりも優れているのか知りたがっている。そして、消費者が化粧品に期待することは多い。
 化粧品の使用感 (触感) を重視するのは、このような消費者の感覚が商品性能に直結しているからである。
 使用感が悪ければ第一印象ではじかれてしまう。反対に使用感がよければ、期待感を損なわずに、製品の特性を素早く消費者に理解させることができる。化粧品の使用感評価には、基本的な官能評価技術の習得が必須である。
 また、多くの化粧品に触れることが大切だ。さらに、使用感評価は消費者目線を忘れないことである。
 本セミナーでは、基本的な官能評価を含む使用感評価法と評価事例を交えて、化粧品開発、品質管理に必要な使用感評価法について述べる。

  1. はじめに
    1. 化粧品の使用感評価とは
    2. 評価法の種類と特徴
    3. 初期使用による使用感評価
    4. 長期使用による使用感評価
  2. 官能評価
    1. 評価項目の選択
    2. 評価尺度の選択
    3. パネルの種類と特徴
    4. 統計的手法の用い方
      • 主成分分析
      • クラスター分析 など
  3. 客観的評価 (機器測定)
    1. 測定機器の種類と特徴
    2. 化粧品触感との関係
  4. 化粧品の使用感評価事例
    1. スキンケア化粧品
      • 洗浄料
      • 化粧水
      • 乳液
      • クリーム
      • 保湿美容液 など
    2. ベースメイク化粧品
      • ファンデーション
      • コンシーラー など
    3. メイクアップ化粧品
      • 口紅
      • マスカラ
      • アイブロー化粧料 など
  5. 質疑応答・名刺交換

講師

  • 菅沼 薫
    sukai美科学研究所
    代表
  • 久留戸 真奈美
    株式会社 エフシージー総合研究所 (フジテレビ商品研究所) 企画開発室
    主任研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/31 へアケア処方の変遷と技術動向 オンライン
2025/4/1 化粧品設計開発のためのレオロジーの基礎知識と実践的評価手法 オンライン
2025/4/7 皮膚の測定・評価法と化粧品の有用性評価試験実施のポイント オンライン
2025/4/9 へアケア処方の変遷と技術動向 オンライン
2025/4/9 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2025/4/11 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2025/4/15 美・健康・老化予防に関する計測技術および官能評価・有効性評価のポイント オンライン
2025/4/15 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/4/15 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2025/4/15 欧州進出の基礎をふまえた化粧品市場動向と関連規制/申請・登録のポイント オンライン
2025/4/16 脳内質感情報の理解と解読に基づく「質感」と「感性」の予測と制御 オンライン
2025/4/17 化粧品の品質管理における適切な自社基準設定と安定性試験の進め方 オンライン
2025/4/18 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2025/4/21 美・健康・老化予防に関する計測技術および官能評価・有効性評価のポイント オンライン
2025/4/22 化粧品の微生物制御と保存効力試験・微生物試験の基礎と留意点 オンライン
2025/4/23 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2025/4/23 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/4/23 官能評価の基礎と評価用アンケート作成と解析のポイント オンライン
2025/4/24 中国・台湾・韓国の化粧品規制対応および各国行政申請のポイント オンライン
2025/4/24 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック
2012/5/25 化粧品13社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/5/25 化粧品13社 技術開発実態分析調査報告書