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可食包装・可食フィルムの設計、応用、その可能性

可食包装・可食フィルムの設計、応用、その可能性

~環境対応と食品安全を両立可食包装が注目される理由 / 包装関連の法規制と市場動向 、天然高分子の包装材料への転用・活用・今後の展望~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年1月27日〜2月3日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年1月30日まで承ります。

開催日

  • 2026年4月16日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 可食フィルムに関連する技術者・研究者、品質担当者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品 等

修得知識

  • プラスチック廃棄物問題の現状
  • 可食性包装の可能性
  • PL制度における法的位置付け
  • ポストハーベスト品質保持の新戦略
  • 可食性コーティング技術の基礎
  • 可食性コーティング技術の応用と新展開
  • 水溶性可食フィルムの基礎
  • 水溶性可食フィルムの基礎の応用、可能性

プログラム

第1部 プラスチック廃棄物問題の現状と可食性包装の可能性、及びPL制度における法的位置付け

(2026年4月16日 13:00〜14:30)

 全世界のプラスチックのリサイクル率は、僅か9%であり、日本では約7割が燃焼処理である。EUの包装・包装廃棄物規則は、2026年8月から適用され、日本では資源法改正が審議中である。食品衛生法では、天然高分子化合物は規制対象外となっている。
 本講では、国際的なプラスチック処理の現状と課題を整理し、可食性包装の可能性と法的位置付けに関し紹介する。

  1. 包装を取り巻く環境
  2. 食品包装用材料の使用割合:
    • プラスチック・紙・金属・ガラス
    • 可食性包装の材料
  3. プラスチックの廃棄物問題の現状と可食性包装の可能性
    1. OECD (経済協力開発機構) のプラスチックに関する報告書:
      • 生産量
      • リサイクル量
      • 廃棄量
    2. 国際プラスチック条約の審議状況:2025年月の結果、及び2026年の予定
      • 条約の狙いと意見対立の論点:どんな意見があるのか、各国の対応
      • 議長提案によるシングルユーストレー類と袋の使用禁止提案と日本への影響
    3. EUの包装・包装廃棄物規則の概要
      • 2026年8月から適用の規則、下位法の審議状況、リサイクル率義務量、自己証明、適合宣言
    4. 日本の資源法改正の審議状況とプラスチックリサイクルの現状
      • 日本の包装廃棄物の現状
      • 材料別割合とリサイクル率
      • 2026年4月告示予定 容器包装の審議状況
      • 関連団体のヒアリング
      • 企業の責任と対応
      • 日本のプラスチックリサイクルの現状と課題
        • 燃焼処理が約7割、国際的には認知されず
    5. 可食性包装の可能性
      • 使用原料
      • コスト
      • 市民の感覚
  4. 食品衛生法のPL (Positive List) 制度における可食性包装の位置付け
    1. PL制度の概要:基ポリマーと添加剤のリスト、容器包装との2本立て規制
    2. PL制度における天然高分子化合物の扱い
      • PL対象外
      • 企業の対応
  5. まとめ:可食性包装の可能性と法的位置付
    • 質疑応答

第2部 ポストハーベスト品質保持の新戦略:可食性コーティング技術の基礎・応用と新展開

(2026年4月16日 14:40〜15:30)

 可食コーティングは生物由来素材を用い、ガス・水分制御や抗菌作用で青果物の鮮度保持を可能にする。脱プラとフードロス削減に寄与し、AI最適化や新技術との統合で次世代流通を実現する戦略を解説する。

  1. はじめに
    1. 可食性コーティングは何故必要か?
    2. 青果物の生理学的特徴と劣化メカニズム
  2. 可食コーティングの基礎
    1. 構成成分
    2. 設計
    3. 特性と機能性
  3. 可食性コーティングの実例紹介
    1. イチゴ・マッシュルーム・バナナなどの実証データ
  4. 新展開:次世代コーティング技術
    1. バイオプリザベーション (生菌活用)
    2. ピッカリングエマルション (界面活性剤フリー)
    3. エチレン混合型コーティング (追熟制御)
    4. カーボンドットやナノ複合による機能拡張
    5. データサイエンスによる最適設計
  5. まとめと今後の展望
    1. 社会実装に向けた課題と戦略
    • 質疑応答

第3部 水溶性可食フィルムの概要、応用、その可能性について

(2026年4月16日 15:40〜16:30)

水溶性可食フィルムは、医薬品、健食、化粧品等の「製剤」形として広く利用されている。また、ペット分野、その他工業分野なども含めてその拡大の兆しもある。同フィルムの現在と未来について考えてみたい。
  1. 水溶性可食フィルムの現在
    1. 応用領域
    2. 特徴と機能
  2. 水溶性可食フィルムの未来
    1. ヘルスケア領域での応用
    2. その他
    • 質疑応答

講師

  • 西 秀樹
    西包装専士事務所
    代表
  • 田中 史彦
    九州大学 大学院 農学研究院
    教授
  • 北嶋 研一
    ツキオカフィルム製薬 株式会社
    常務取締役 常務執行役員

主催

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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