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電子系向けに特化したDRBFM (Design Review based on Failure Mode)

電子系未然防止活動のベストプラクティス

電子系向けに特化したDRBFM (Design Review based on Failure Mode)

東京都 開催 オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、DRBFMの詳細な手法・勘所、設計品質向上と開発期間の合理的短縮を両立する手法、問題発見と問題解決の取組み、DRBFMのワークシートの効果的な活用方法・ノウハウなどについて、豊富な経験をもとに演習を交えてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年5月28日(木) 10時00分16時00分

受講対象者

  • 製品開発担当者
  • 品質管理担当者
  • DRBFMに取り組んでいる方
  • デザインレビュー、FMEA、FTAの効果的な使い方を学びたい方。

修得知識

  • DRBFM/FMEAの実践的スキル
    • AIAG/VDA FMEA 7ステップに準拠したDRBFMの実施方法
    • 電子システムに特化した構造分析・機能分析・故障分析の進め方
    • 変更点・変化点に着目した効率的な未然防止活動の実践手法
  • ハードウェアとソフトウェアの統合的アプローチ
    • システムレベルでの複合故障の考え方
    • ソフトウェアFMEAの有効な適用範囲 (システムレベル/モジュールレベル)
  • Inter – disciplinaryなチーム活動の実践力】
    • 多様な専門家を巻き込んだ効果的なディスカッションの進め方
    • 総智・総力による創発的問題解決 (Chemistry) の実現方法
  • トヨタ式未然防止活動の本質理解
    • トヨタの組織文化における「標準の踏襲」と「改善・チャレンジ」の両立
    • GD3 (Good Design, Good Discussion, Good Design Review) の考え方
    • 自工程完結とDRBFMの関係
  • 実践的なケーススタディによる応用力
    • パワーデバイス、電子回路基板のハードウェアDRBFM事例
    • 組込みソフトウェア、HW – SWインターフェースのソフトウェアDRBFM事例
    • アジャイル開発環境でのTeam FMEA/Team DRBFMの進め方
  • 現場で即実践できる具体的ノウハウ
    • DRBFM出来栄えチェックリストの活用方法
    • ワークシートの効果的な記入方法

プログラム

 現代の電子システム開発では、ハードウェアとソフトウェアが密接に統合され、複雑性が飛躍的に増大しています。従来の縦割り的なアプローチでは、HW – SW間のインターフェース問題や相互作用による不具合を見逃し、後工程での大きな手戻りを招く危険があります。
 本セミナーでは、トヨタが長年培ってきた未然防止活動DRBFMの本質を、電子系設計に特化して解説します。特に重要なのは、単なる手法の習得ではなく、「Inter – disciplinaryなチーム活動」による創発的問題解決です。異なる専門分野にまたがる複数の専門家が、互いの知見を掛け合わせることで、個人では気づけない未経験問題を発見し、総智・総力で最適な対策を導きます。
 また、ソフトウェアFMEAの実務的な使い分けについても解説します。システムレベルではFMEA/DRBFMが有効ですが、詳細レベルでは静的解析やコードレビューなど、粒度に応じた適切な手法を選択することが重要です。ケーススタディを通じて、明日から実践できる電子系未然防止活動のベストプラクティスを習得していただきます。

  1. 第1部:FMEAの基礎
    1. FMEAの復習とAIAG/VDA統合版の理解
      1. AIAG/VDAのFMEA 7ステップアプローチ
      2. 電子システム設計/ソフトウェア開発とFMEA
        1. ハードウェアFMEA
        2. ソフトウェアFMEAが効果的なのは上位レイヤ (VDA 4の見解)
      3. FMEA実施例
  2. 第2部:DRBFMの基本と核心
    1. トヨタの組織文化
      1. 商品開発プロジェクトにおける価値創造とリスク対処
      2. トヨタ生産方式 (TPS) とリーン・自働化の意味
    2. 未然防止活動の必要性とDRBFMの本質 ★核心★
      1. 自工程完結、GD3 (Good Design, Good Discussion, Good Design Review) とDRBFM
      2. 2つの業務領域
        1. 定常的業務:標準の整備・実行 (Good Designの踏襲)
        2. 新しい価値創造の業務: リスクに対する事前の「備え」の充実 (DRBFMの領域)
      3. 新規点・変更点への着目と未然防止プロセス
    3. Interdisciplinaryなチーム活動の重要性 ★重要★
      1. Multi – disciplinaryとInterdisciplinaryの違い (足し算→掛け算)
      2. 総智・総力によるChemistry (相乗効果)
      3. 多様なバックグランドを持つ専門家による効果的なディスカッション
        1. 要素・部品の弱点を知る専門家
        2. 実際の使われ方を知る専門家
      4. 未経験問題の発見と創発的問題解決
      5. チーム活動の心構え (設計者を助ける場)
  3. 第3部:電子系DRBFMの実践 ★充実★
    1. 電子システムにおけるDRBFMの概要
      1. 電子システム設計における事前の障害防止の重要性
      2. ハードウェアとソフトウェアの統合的アプローチ
    2. アジャイル開発とFMEA/DRBFMの統合
      1. Team FMEA/Team DRBFMとインクリメンタル (段階的) なレビュー
    3. DRBFMの7ステップ実装
      1. Step 1: 計画・準備 (5T [Intent, Timing, Team, Task, Tool]、学際的チーム[Interdisciplinary team]編成)
      2. Step 2: 構造分析
      3. Step 3: 機能分析
      4. Step 4: 故障分析 (変更点と心配点、未経験問題の発見)
      5. Step 5: リスク分析
      6. Step 6: 最適化 (総智・総力による推奨処置)
      7. Step 7: 結果の文書化
  4. 第4部:ケーススタディ
    1. ハードウェア設計DRBFMケーススタディ
      1. パワーデバイスの熱サイクル疲労問題 (EV用インバータ)
      2. 電子回路基板の信頼性問題 (新規材料・新構造)
    2. ソフトウェア設計におけるDRBFM/未然防止ケーススタディ
      1. システムレベルFMEA/DRBFM事例
        1. 組込みソフトウェアの制御ロジック変更 (Functional FMEA)
        2. ハードウェア – ソフトウェアインターフェイスの変更 (Interface FMEA)
      2. モジュール/詳細レベルの未然防止事例
        1. 静的解析 (SAST) による潜在的欠陥の検出
        2. コードレビューとペアプログラミング
        3. 単体テストと境界値テスト
  5. 第5部:成功の勘所とまとめ
    1. DRBFMを成功させるための勘所
      1. 出来栄えチェックリスト
      2. 英知を集め協力して問題解決に導くチーム活動の実践
    2. まとめ
      1. トヨタの組織文化における標準作業と改善・チャレンジの両立
      2. Interdisciplinaryな活動による未経験問題への対処
      3. 粒度に応じた適切な未然防止手法の選択
      4. 電子系設計における未然防止活動のベストプラクティス
  6. Q&A

講師

  • 山田 卓
    株式会社 ワールドテック
    技術部長

会場

TH企画 セミナールーム (芝プラザビル)
東京都 港区 芝4丁目5-11 芝プラザビル 5F
TH企画 セミナールーム (芝プラザビル)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

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