技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略

シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略

~シリコーンの材料特性からみる適切な応用ポイントの見直し / 製品の機能的特性の付与・発現に係わる要素と応用可能性 / 高機能化や顧客仕様化のトレンドに合わせた開発戦略ノウハウ~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、シリコーンのユニークな特性を裏付ける背景や、製品機能の付与や発現に係る要素を含めながら、マーケティングから製品開発までのノウハウを網羅的に詳解いたします。

配信期間

  • 2026年3月17日(火) 10時30分2026年3月30日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年3月17日(火) 10時30分

受講対象者

  • シリコーン製品を応用した製造工程に携わっている技術者
    • 建築
    • 電気電子
    • 化学
    • 機械分野等
  • 有機系組成物 (樹脂・ゴム) 等の研究開発や生産技術担当者
  • シリコーン製品を用いて新たな特性付与やその向上から製品化を目指している研究開発担当者

修得知識

  • シリコーン製品の特性とその効果的・効率的応用による特性改善 (製品選定・製品適用法)
  • 有機ゴムや樹脂組成物の研究開発における技術的要素の活用と推進方法
  • ポリマーと粉体の混錬の制御、特性の改善策

プログラム

 本講座では、シリコーンを活用し、製品開発を行う企業を対象に講義を行う。以下に具体例を挙げる。

  • シリコーン製品の概略説明とユニークな特性を裏付ける背景技術の解説から適切な応用のポイント
  • 製品特性と応用分野や使用法のマッチング
  • 製品の機能的特性の付与や発現に係る技術要素の概説と他分野の研究開発への応用の可能性
  • 少量多品種業態の典型であるシリコーンのマーケティングから製品開発までのノウハウ
  • 特性・用途のマトリックス設計と待伏せ的製品ライン構築戦略
  • 顧客による次期用途開発を誘発する「自己増殖製品」の開発のポイント

 最近主力となっている高機能化や顧客仕様化のトレンドに合わせ、少量多品種の典型であるシリコーンのノウハウを技術内容に準拠して紹介する。これは多くのメーカーの技術開発や応用開発に適用可能と考えている。

  1. シリコーンとシリコン及び有機ケイ素化学の基礎
    1. シリコーンとシリコン工業
    2. シリコーン化合物の特性
  2. シリコーン製品の概略説明と応用分野
    1. シラン化合物とシランカップリング剤
    2. シリコーンオイル
    3. シリコーンレジン
    4. シリコーンコーティング剤
    5. ミラブル型シリコーンゴム
    6. 液状シリコーンゴム
  3. シリコーン製品の産業分野別要求特性と応用
    1. 電気電子、事務機器、輸送機器分野
    2. 建築・土木分野
    3. 化学・プラスチック・繊維分野
    4. その他の工業分野
  4. 少量多品種工業のマーケティングと製品開発及び生産対応
    1. 顧客対応型製品と一般汎用製品
    2. 連続生産設備と回分生産方式の取り合わせ
  5. 機能と特性をもたらす技術要素開発と応用
    1. 技術要素の探索と管理
    2. 高機能化製品開発と効率化
    • 質疑応答

講師

  • 遠藤 功
    IETECHNO (遠藤技術士事務所)
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月17日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/22 開発・設計・生産技術者のための樹脂材料の基礎及び、樹脂成型技術と金型設計入門セミナー オンライン
2025/9/22 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 オンライン
2025/9/24 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/25 押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化 オンライン
2025/9/25 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/25 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/9/25 押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策 オンライン
2025/9/26 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/26 押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策 オンライン
2025/9/26 感光性材料の基礎・種類・特性と設計における留意点 オンライン
2025/9/26 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2025/9/29 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/29 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン
2025/9/29 5G/6G時代の高周波基板向け低誘電損失材料に対する材料設計・技術開発動向とその実際技術 オンライン
2025/9/29 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 オンライン
2025/9/30 ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 オンライン
2025/9/30 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/9/30 高分子材料における微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/9/30 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策