技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

洗浄バリデーションの基礎とQ&Aから見る注意点

洗浄バリデーションの基礎とQ&Aから見る注意点

~具体的な事例や各国規制当局のガイドラインやQ&Aを引用元を示しつつ解説~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年3月12日〜19日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年3月17日まで承ります。

概要

本セミナーでは、リスクに基づいた洗浄バリデーションに焦点を当て、GMP下で行われる洗浄・洗浄バリデーションのための基本的なプロセス、評価のための残留限度値設定上の課題とその対応策、ホールドタイム設定、残留物評価のための分析方法とその検討課題、そして査察と指摘を受けた時の対応などについて、これまで実施してセミナーにおける参加者からの質問を基に解説を行います。
また、残留限度値設定のための考え方と具体的な計算方法についてもわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年3月11日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • GMPが求めている洗浄バリデーション実施のためのプロセス
  • 規制文書が求める洗浄バリデーション時に検討すべき事項
  • 残留限度値設定のための考え方と具体的な計算方法
  • ワーストケースを利用した洗浄バリデーションの考え方
  • 従来の方法と毒性に基づいた方法
  • 残留物評価の方法と検討すべき課題 (分析方法、回収率など)
  • 査察に対応するためのポイントと具体的な指摘事項
  • 製造現場の質問を通した洗浄バリデーションの実状と課題

プログラム

 2019年洗浄後の限度値設定に対して問題提起する大きな回収が2件発生した。この回収を含め、交叉汚染を防ぐ手段としての洗浄バリデーションに関しては、依然として多くの検討すべき重要な課題が存在している。
 そうした取組みの基本となるのがリスクに基づいた考え方ということになる。
 本セミナーでは、リスクに基づいた洗浄バリデーションの考え方とバリデーションを効率的に実施するためのワーストケースに基づいたバリデーションの考え方、特にTOCを利用した残留限度値評価などに焦点を当て、GMP下で行われる洗浄・洗浄バリデーションのための基本的なプロセス、評価のための残留限度値設定上の課題とその対応策 (毒性データがない時の対応) 、ホールドタイム設定、残留物評価のための分析方法とその検討課題、そして査察と指摘を受けた時の対応などについて、これまで実施してセミナーにおける参加者からの質問を基に解説を行う。
 また、最後に頂いた具体的な質問とその回答について代表的なものを紹介する。

  1. はじめに
    1. 回収事例にみる洗浄バリデーションのポイント
    2. Plan作成から始まるGMPが求めている洗浄バリデーションのプロセス
    3. 暗黙知とGMPの係わり – 暗黙知がGMPの基礎を与える –
    4. 規制文書等が求める洗浄と洗浄バリデーションのポイント
      • JGMPにおける洗浄バリデーション
      • EU GMPにおける洗浄バリデーション
      • cGMP における洗浄バリデーション
      • ASTM Internationalのガイド (E3106-18) における洗浄バリデーション
      • LeBlanc氏によるCleaning Memo
  2. 洗浄バリデーション実施に必要となる4つドキュメント
    1. バリデーションマスタープランとは
    2. マスタープラン作成上の留意点
      • 洗浄バリデーションマスタープランに記載すべき事項
      • 洗浄バリデーションマスタープランと洗浄手順書の関係
      • 洗浄バリデーション実施計画書と報告書
      • マスターバッチレコードと洗浄記録
      • Logbook記載上のポイント
  3. リスクに基づいた洗浄バリデーションに対する具体的な取り組み
    1. 洗浄バリデーションにおけるリスクマネジメントのプロセス
    2. 洗浄におけるリスクとは何か
      • 専用ラインの考え方
    3. 洗浄におけるリスクを考慮した施設とその管理
  4. ワーストケースアプローチとは何か
    1. ワーストケースアプローチの考え方
      • 薬物・装置のグルーピングに対する考え方 –
    2. ワーストケースを利用した洗浄バリデーション
  5. 洗浄バリデーションにおける検討事項とQ&A
    1. 洗浄バリデーションの評価対象
    2. 洗浄方法 (マニュアル洗浄、CIP、SIP)
    3. ダーティホールドタイムとクリーンホールドタイム – 何を評価すべきか –
      • ダーティホールタイムの設定方法
      • クリーンホールドタイムの設定
    4. 残留限度値の設定の考え方
      • 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか
      • 具体的な計算事例
      • 毒性に基づいた基準 – 90%の薬物については限度値が高くなる –
      • 目視基準を残留性評価に利用できるか? – その条件と課題 –
      • 治験薬・外用剤の残留性評価
    5. サンプリング上の留意点
      • Swab法か、Rinse法か – なぜRinse法は、望ましくないのか –
      • 回収率は、何%が求められるのか – 評価方法と望ましい回収率とは –
      • 分析方法の選択 – TOCでの評価は可能か –
  6. ライフサイクルを通した洗浄バリデーションへの取り組み
    1. FDAのガイダンスに見るライフサイクルを通したバリデーション
    2. ライフサイクルを通した洗浄バリデーションへの取り組み
      • TOCを活用した効率的な取り組みとは? –
    3. もう再バリデーションは必要ないのか? – 再バリデーションの現状 –
  7. 作業者の教育訓練時の留意点とQ&A
    1. 教育訓練実施上の留意点
    2. 目視検査員の適格性をどう担保するか
  8. 査察にどう対応するか
    1. 査察手順と準備すべき文書
    2. 回答者が留意すべき事項
    3. 指摘事項の具体例
  9. 参加者から頂いた質問とその回答
    • 例1. 限度値の計算結果が検出限界以下となった場合にどうするか?
    • 例2. 専用設備での残留限度値をどう考えるべきか?
    • 例3. ダーティホールドタイムは、なぜ必要か?
    • 例4. 微生物・エンドトキシンの限度値をどう考えるべきか?
    • 例5. 治験薬製造時の残留限度値についてどう考えるべきか?
    • 例6. 半固形製剤製造ラインの残留限度値をどう設定すべきか?
    • 例7. 製造終了当日に洗浄することを規定する場合であっても,時間単位でDHTを規定するべきか?
    • 例8. 分析用フラスコやビーカーに対する洗浄をどう考えるべきか
    • 例9. 洗浄バリデーション実施においては,装置1つ1 つについて検証が必要なのか?
    • 例10. 洗浄後毎回残留限度値を測定していてもバリデーションは必要か
  10. まとめ

講師

  • 宮嶋 勝春
    株式会社リボミック
    品質保証責任者

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月12日〜19日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/4/21 医薬品製造設備のURS記載と適格性評価 オンライン
2026/4/21 中小製薬企業のためのテーマ立案と製品戦略の策定・開発判断基準 オンライン
2026/4/21 メディカルアフェアーズ (MA) 対応基礎講座 オンライン
2026/4/21 臨床研究で重要なレギュレーションに基づいた共同研究契約書作成のポイント オンライン
2026/4/22 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2026/4/22 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2026/4/22 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2026/4/22 臨床研究で重要なレギュレーションに基づいた共同研究契約書作成のポイント オンライン
2026/4/23 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2026/4/23 高薬理活性医薬品の管理区分ごとの洗浄評価/管理と封じ込め技術/設備構築 オンライン
2026/4/23 OOS/OOT調査における原因特定・判断のポイントと逸脱管理 オンライン
2026/4/23 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2026/4/23 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン
2026/4/23 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Aコース (初心者コース) オンライン
2026/4/23 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2026/4/23 分析オペレーターが知っておくべき電子試験記録の作成・管理・DI対策 オンライン
2026/4/24 QCラボにおけるLIMS/電子実験ノートの導入・運用におけるCSV/DI対応 オンライン
2026/4/24 手順、進め方と評価判定方法 (バリデーションとの関係を中心に) オンライン
2026/4/24 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2026/4/24 外観検査の自動化における画像認識の基礎と生成AI活用の最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/9/4 食と健康の高安全化
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き