技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

発泡成形の基礎とトラブル対策

発泡成形の基礎とトラブル対策

~原理、製法、評価方法の基礎から不良原因と対策まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、プラスチック発泡の原理、製法、評価方法といった発泡成形の基礎から解説し、具体的な不良原因と対策、および世界的な研究開発動向まで詳解いたします。

配信期間

  • 2026年2月16日(月) 12時30分2026年2月20日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年2月18日(水) 16時30分

受講対象者

  • プラスチック発泡成形の技術者
  • プラスチック発泡成形でトラブルを抱えている方
  • これからプラスチック発泡成形に携わる方

修得知識

  • プラスチック発泡体の特徴や製法
  • 発泡の原理 (理論) と制御方法
  • 発泡体の各種評価方法
  • トラブル、不良原因と対策

プログラム

 プラスチック発泡体はプラスチックを無数の気泡で膨らませた材料です。通常のプラスチック製品では、気泡の混入は外観や強度を損なう成形不良であり敬遠されるところですが、うまく気泡構造が制御された発泡体は軽量・剛性・断熱性・絶縁性・柔軟性など優れた特性を発揮します。軽量化による燃費向上が重要視される自動車分野などでは、近年発泡体の適用部品が増えています。一方、発泡体は材料を瞬間的に不安定な状態に持ち込み気泡を発生させ大変形させるプロセスであるため、材料の不均一性や、状態の違いによって、思ったような発泡体が得られないことや安定して成形できないことがあります。
 そこで本講座では、初歩的なプラスチック発泡体の原理、製法、評価方法を中心に、不良原因と対策についても具体的な事例を交えながら広範囲に解説し、発泡現象の基本的かつ理論的な見方を身に着けていただきたいと思います。特に、発泡射出成形、超臨界バッチ発泡成形、プレス発泡成形に関しては、実際の研究開発の経験からのアドバイスが出来ると思います。また、プラスチック発泡成形に関する近年の研究開発動向についてもご紹介したいと思います。

  1. はじめに
    1. プラスチック発泡体の市場
    2. プラスチック発泡体の特徴と用途
  2. 発泡剤
    1. 物理発泡剤
      • 二酸化炭素
      • 窒素など
    2. 化学発泡剤
      • 炭酸水素ナトリウム
      • アゾジカルボンアミドなど
    3. その他の発泡剤
      • 熱膨張性マイクロカプセルなど
  3. 成形方法
    1. 非連続的成形法
      • プレス発泡
      • 超臨界バッチ発泡など
    2. 連続的成形法
      • 射出発泡など
  4. プラスチック発泡体に用いられる樹脂の種類
    1. 熱可塑性樹脂
      • ポリスチレン
      • ポリエチレン
      • ポリプロピレンなど
    2. 熱硬化性樹脂
      • エポキシ
      • 架橋ポリエチレンなど
    3. 樹脂の流動性
      • MFR
      • 動的粘弾性
      • キャピラリーレオメータ
      • 伸長粘度など
  5. プラスチック発泡体の評価方法
    1. 機械的特性
      • 圧縮
      • 曲げ
      • 耐衝撃性
      • 動的粘弾性など
    2. 熱的特性
      • 熱伝導率
      • 熱収縮率
      • 線熱膨張率など
    3. その他の特性
      • 密度
      • 独立気泡率
      • 気泡構造観察など
  6. 発泡に関する原理、理論
    1. 古典的核生成論
    2. 気泡成長理論
  7. トラブル対策 〜原因の究明と対策方法〜
    1. 材料由来
      • 色変え不良
      • 異物混入
      • 分散不良など
    2. 成形条件由来
      • 熱劣化
      • 各種成形不良など
    3. 反応条件由来
      • 架橋不足
      • 発泡剤分解不足など
  8. 近年のプラスチック発泡体に関する研究開発動向
    1. プラスチック発泡成形分野の研究課題
    2. 気泡制御に関するテーマ
    3. ナノセルラー発泡体
    4. 発泡体強化、機能付与に関するテーマ

講師

  • 伊藤 彰浩
    地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 材料・素材技術グループ
    主席研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年2月16日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/13 ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術 東京都 会場
2026/2/16 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2026/2/16 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2026/2/16 光解体/剥離型高分子材料の原理、設計と応用 オンライン
2026/2/16 材料開発にレオロジーを活用するための考え方と実践 オンライン
2026/2/16 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2026/2/17 材料開発にレオロジーを活用するための考え方と実践 オンライン
2026/2/17 ポリイミドの基礎・合成・材料設計のポイントおよび応用展開 オンライン
2026/2/17 高分子化合物の単分散合成と構造解析および応用 オンライン
2026/2/18 フェノール樹脂の基本から応用まで オンライン
2026/2/18 エポキシ樹脂の構造、物性と耐熱性向上技術および諸特性との両立 オンライン
2026/2/18 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2026/2/18 高分子化合物の単分散合成と構造解析および応用 オンライン
2026/2/19 フェノール樹脂の基本から応用まで オンライン
2026/2/19 リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術 オンライン
2026/2/19 プラスチックリサイクルの国内外の現状とリサイクル技術 オンライン
2026/2/19 プラスチックの耐候性向上に関する添加剤 (光安定剤、酸化防止剤) の特性と活用のコツ オンライン
2026/2/20 プラスチックの耐候性向上に関する添加剤 (光安定剤、酸化防止剤) の特性と活用のコツ オンライン
2026/2/20 自動車プラスチックの“これから”を考える オンライン
2026/2/24 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/3/31 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013