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研究開発・製品開発に役立つロードマップ実務講座

研究開発・製品開発に役立つロードマップ実務講座

オンライン 開催 演習付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年7月25日〜8月7日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年8月5日まで承ります。

配信期間

  • 2025年7月25日(金) 12時30分2025年8月7日(木) 17時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年8月5日(火) 16時00分

プログラム

 最初に、ロードマッピング全体の肝である最上層のDriversについて外部 (顧客、競合) および内部 (自社事業戦略) についての評価を5点法の絶対評価で行い、エクセルシートに記入していく作業を行います。市場全体の将来予測も行いますが、これには、「マクロ環境予測法 (PEST分析) 」を使用する場合が多いです。
 次に、ロードマッピングの上から2番目の「製品」の層を作製するために、Drivers/Products (製品) のクロス評価を行います。そして、第3層の「技術 (Technology) 」の層を策定するためにProducts (製品) /Technology (技術) のクロス評価を5点法で行います。技術を作製掲載する際には、現状技術で解決できる要素技術もあれば、現状技術では解決できない将来技術もあります。しかし、不確実だからと言って「○○を実現できる技術」、「△△を可能とする技術」といった表記はなるべく避けます。このような表記で記述したとしても単に技術をブラックボックス化しただけであり、どのような技術的解決をするかを示したことにはならないからです。解決のキーとなる具体的な要素技術はなるべくブレークダウンして記載する必要があります。最後に、ロードマップの記載を完成させるために、総合評価を行って完成です。
 ロードマップとは、研究や製品開発の目標を達成するために具体的な施策を時間軸に沿って実現のプロセスを明確に示したプラニング方法をいいます。最近は、企業内部の各部門間のコミュニケーションや外部企業とのエコシステムを形成するために作製されることが多くなっています。本セミナーでは、ロードマップのグローバルスタンダードとして国内外で広く使用されている、英国ケンブリッジ大学IFMが開発したT-Planを日本語版に翻訳したうえ、実務的に改善、改良を加えたものを講義し、演習により習得を目指します。翌日からでもロードマップが作成できるレベルに達することを目標としています。

  1. ロードマップの定義、目的、意義
    1. ロードマップの定義と種類
    2. 目標と戦略
    3. 企業での技術ロードマップ作製状況
    4. ロードマップを作製する必要性
    5. ロードマップを作製する目的・意義
  2. ロードマップの種類
    1. ロードマップの基本型
    2. 事例 (Biko) でロードマップに親しむ
    3. 特定分野の商品・技術のロードマップ
    4. 戦略的提携 (ストラトジック・アライアンス) 等を視野に入れたロードマップ
    5. 関連分野を視野に入れた商品・技術のロードマップ
    6. 直販・OEMを視野に入れたロードマップ
    7. ライトハウスカスタマーを意識したロードマップ
    8. 成熟度・競合分析を反映したロードマップ
  3. ロードマップの作製プロセス
    1. 誰が作製するか
    2. ロードマップの作製プロセス (全体像)
    3. マーケットプル型製品・技術ロードマップの具体的作製手順
    4. 機能・技術ロードマップの具体的作製手順
    5. 不確実性の高い状況でのロードマップ作製技法〜シナリオ・プランニングとの併用
  4. 演習

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年7月25日〜8月7日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

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2025/8/21 革新的な研究開発テーマを継続的に多数創出する方法とその体系的・組織的な仕組みの構築 オンライン
2025/8/21 コア技術の価値を再定義して真の新規事業を立ち上げる方法 オンライン
2025/8/22 戦略的後発参入を意図した新規事業テーマ探索の進め方 オンライン
2025/8/22 研究開発部門のための新製品・新規事業の創出実践講座 オンライン
2025/8/22 自社技術の棚卸と再発見およびコア技術の選定・活用方法 オンライン
2025/8/22 戦略と実行を繋ぐ技術ロードマップの具体事例と成功要因 オンライン
2025/8/22 今、求められるアイデア力とは オンライン
2025/8/25 コア技術の価値を再定義して真の新規事業を立ち上げる方法 オンライン
2025/8/25 研究開発部門のための新製品・新規事業の創出実践講座 オンライン
2025/8/26 特許情報調査の基本と調査精度の高め方、および競合他社調査、技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2025/8/26 イノベーション創出に必要な視点と仕組みを徹底解剖 東京都 会場
2025/8/27 経営視点で磨くコア技術と新規事業開発の実践手法 オンライン
2025/8/27 後発参入でも勝てる技術・知財戦略の策定と実践方法 オンライン
2025/8/27 研究開発部門変革の3つのアプローチ 東京都 会場・オンライン
2025/8/28 研究開発テーマを正しく定量的に評価・選定する個別評価法と評価システム・全体体系の構築 オンライン
2025/8/28 企業における不正行為防止のためのリスクマネジメント オンライン
2025/8/29 R&D現場における「戦略デザイン」の実践 東京都 会場・オンライン
2025/8/29 企業における不正行為防止のためのリスクマネジメント オンライン
2025/9/2 戦略的後発参入を意図した新規事業テーマ探索の進め方 オンライン

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