技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門

メディカルライティング実務に活用するための

医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門

オンライン 開催

このセミナーは2023年10月20日に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、視聴開始希望日より10日間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2026年3月31日まで受け付けいたします。
(収録日:2023年10月20日)

概要

本セミナーでは、英文作成に関する基本的知識、曖昧な英文にならないための具体的留意点、医薬領域における英文作成の注意点について、事例を交えて分かりやすく解説いたします。

申込期間

  • 2025年4月1日(火) 10時30分2026年3月31日(火) 16時30分

受講対象者

  • 医薬品基礎開発担当者
  • 医薬品臨床開発担当者
  • 医薬品開発関連文書作成担当者
  • 医薬品開発関連文書翻訳者

修得知識

  • 英文作成に関する基本的知識
  • 曖昧な英文にならないための留意点
  • 医薬領域における英文作成の注意点

プログラム

 英語は読めるけど、英語でドキュメントを作成しようとすると思うように作業が進まないという話を耳にします。確かに、英語力を測るTOEICでもListening & ReadingとSpeaking & Writingを分けているように、読むことと書くことは別物です。ライティングは情報を発信する行為ですから、その情報が正確に伝わるために、絶対に文法を無視することはできません。名詞に「a」か「the」のどちらを付けるかによっても意味は変わりますから、その用法に則って書く必要があります。ライティングは「まあ、これで伝わるだろう」といった安易な考えでは通用しない分野です。
 本セミナーでは、英語と日本語の違いをレビューした後、日本人が特に間違いやすい冠詞や他動詞の用法、懸垂分詞などについて解説します。また、Punctuation, 語句の反復と省略、および医学領域での数値や単位の表記法など、メディカルライティングには欠かせない要点についても解説します。さらに、メディカルドキュメントの種類とその特徴についても触れますので、ドキュメントをスムーズに作成するための手がかりになるものと期待しています。

  1. はじめに
    1. 英語と日本語の根本的な違い
    2. 日本語の特徴
  2. 英語表現と日本語表現の比較
    1. 数に基づく表現
    2. 名詞表現と動詞表現
    3. 出発点と到達点
    4. 他動詞表現と自動詞表現
    5. 時制
    6. 語句の省略と補足
    7. 主語と述語
    8. 「など」について
    9. 英語らしい表現
  3. 間違いやすい文法的ポイント
    1. 可算名詞と不可算名詞
    2. 可算扱いと不可算扱いの違い
    3. 冠詞の有無
    4. a/anとtheの意味の違い
    5. 前置詞の選択
    6. 自動詞と他動詞
    7. 他動詞用法
    8. 名詞修飾語の使い方
    9. 懸垂分詞
    10. 分割不定詞の是非
    11. 接続詞の使い方
  4. Punctuation
    1. Comma, Semicolon, Period
    2. Colon, Dash, Parentheses
    3. Brackets, Hyphen, Virgule
    4. Quotation marks, Apostrophe
  5. 押さえておきたい英語の用法
    1. 動詞のあとに来るもの (verb complementation)
    2. 語句の反復と省略
    3. 数字の表記
    4. 記号や単位表記とスペース
    5. 数式記号とスペース
    6. アメリカ英語とイギリス英語
  6. メディカルドキュメント
    1. メディカルドキュメントの種類
    2. ドキュメントの推奨フォーマット
    3. Clinical Study Reports
    4. Common Technical Documents
    5. Publications
  7. おわりに
    1. 辞書の紹介とその使い分け
    2. 英文メディカルライティングに役立つ資料
  8. 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

オンデマンドセミナーの留意点

  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • ビデオ会議ツール「Vimeo」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト から動作確認をお願いいたします。
  • 視聴期間は視聴開始希望日より10日間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料が製本テキストの場合、視聴開始希望日より実働2営業日前に届くように発送いたします。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/4 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 (2日間コース) オンライン
2025/8/4 設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価 オンライン
2025/8/5 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/7 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/8/7 ISO 13485:2016の要求事項をふまえた医療機器プロセスバリデーションの進め方とその統計的手法・サンプルサイズ オンライン
2025/8/7 医療機器の承認申請時に抑えるべき薬事申請書・添付資料 (STED) の作成の留意点 オンライン
2025/8/7 今、改正GMP省令により医薬品・医薬部外品製造業者が求められる適切なGMP文書とは オンライン
2025/8/8 トラブル事例から学ぶ問題なく技術移転 (製造と試験) を行うために知っておくこと オンライン
2025/8/8 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/8/18 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/21 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/21 包装プロセスに関するバリデーション オンライン
2025/8/25 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/25 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/8/25 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発