技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向

欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年1月22日〜2月1日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年1月22日まで承ります。

概要

本セミナーでは、食品接触材料に関する規制、印刷インキの審議状況、包装廃棄物規則について詳説いたします。

開催日

  • 2025年1月10日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 食品包装規制は、国際的整合化が進展中であるが、中国等の多くの国がEU規則を採用してEU規則が今や世界標準になった。EU規則は、体系的・論理的に構成されている。現在は印刷インキが審議中であるが、プラスチック以外の法整備は遅れている。又、EUはビスフェノールAを使用禁止とし、仏は独自に鉱油の規制を実施した。包装・包装廃棄物規則ではリサイクル目標値や登録制度等先進的な施策が織り込まれ、又PFAS (含フッ素化合物) の使用禁止が決まった。このように、EUは食品包装法規制と環境政策両面において世界をリードしており、今後共世界のモデルとなることが予想される。
 本講では、このEUの食品包装の現状、包装を巡る安全問題の最新動向を紹介する。

  1. プラスチックを取り巻く環境
  2. 食品包装の安全とは
  3. 世界の食品包装規制の概況
  4. EUの食品包装規制
    1. 枠組み規則と食品接触物質
      1. 欧州食品安全機関
      2. 17の食品接触物質と法整備状況
      3. 適合宣言と説明文書
      4. 表示とマーク
    2. プラスチック規則
      1. モノマーと添加剤のPL
      2. 特定移行量制限
      3. 総移行量制限
      4. 移行試験条件
      5. 拡散モデルによる証明
      6. 機能性バリアーと多層体の扱い
      7. アクティブ&インテリジェント包装
      8. 非意図的添加物 (NIAS) の規制審議
      9. 3つのガイドラインと溶出試験に関する原案
    3. 印刷インキの審議状況
      1. スイスのPLと改正
      2. 独のPL
      3. EFSA審議状況
    4. 今後の審議候補
    5. 加盟国の法規制
      1. 相互承認協定
      2. 独の紙の規格
  5. 包装を巡る安全問題の動向
    1. 印刷における鉱油規制 (仏)
    2. ビスフェノールAの使用禁止
  6. 包装と包装廃棄物規則 (PPWR)
    • 生産者登録
    • EPR
    • PFASの使用禁止
    • 日米の状況
  7. プラスチック汚染防止条約の審議状況 (国連環境総会)
  8. EU情報の入手方法と試験受託機関
  9. EUのまとめ
  10. 参考文献と情報入手先
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年1月22日〜2月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/27 高分子の相溶性と相分離および結晶化の基礎 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/28 フェノール樹脂の基礎と応用のための組成物設計の実務知識 オンライン
2025/3/28 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/4/7 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/10 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/23 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/4/25 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2025/4/28 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2025/5/14 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン
2025/5/15 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2025/5/20 次世代バイオプラスチックの開発最前線 オンライン
2025/5/20 プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 オンライン