技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座)

再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座)

オンライン 開催

このセミナーは2024年5月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、お申し込み日より10営業日間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2024年12月26日まで受け付けいたします。
(収録日:2024年5月29日 ※映像時間:3時間19分)

概要

本セミナーでは、再生医療等製品の区分: 本質と品質特性、再生医療等製品に関連する法体系: 業許可、承認申請制度、工業的製法を確立するためのGCTP対応と品質管理戦略、製造販売後における信頼性保証体制について詳解いたします。

開催日

  • 2024年12月26日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 再生医療等製品の研究、開発、製造、販売に関する全般知識
  • 研究段階から考慮すべき品質マネジメント手法
  • 治験薬生産から実生産移行時の留意点

プログラム

 再生医療の技術がゲノム編集にまで広がりを見せている。しかし、再生医療等製品は「生き物」であるため、すでに原料入手段階から製造・品質のバラツキが伴い、これが臨床成績にも影響する。また、細胞は容易に変化するため、製造記録をどのようにとるか? 無菌性をどう担保するかも重要である。
 本講座では当初から留意しておきたい規制要件と、承認取得後も見据えた申請書作成の方法について説明する。

  1. はじめに
    1. 最新の再生医療とモダリティ動向
    2. 最近の開発中止事例と原因検索
  2. 再生医療等製品の本質と品質特性
    1. 再生医療等技術の規制
      • 再生医療等安全法
      • 医薬品医療機器等法
    2. 医薬品としての再生医療等製品
      • 医薬品の定義と特性: 均質性と安定供給義務
      • 再生医療等製品の種類: 細胞加工製品と遺伝子治療用製品
      • 細胞加工製品と分子医薬品 (化合物、遺伝子・蛋白質) との違い
      • 遺伝子治療用製品等に求められる品質及び安全性の要件
    3. 細胞加工医薬品の種類と産業応用
      • 細胞加工医薬品の種類
      • 自家細胞由来製品と他家細胞由来製品
      • 間葉系幹細胞 (MSC) を応用した製品開発事例
    4. 遺伝子治療用製品の種類と産業応用
      • 遺伝子治療用製品の種類
      • in vitroとex vivo製品
      • カルタヘナ法:リスク区分と拡散防止措置
      • ウイルスベクターを応用した製品開発事例
    5. 注目される新たな再生医療等製品候補
  3. 再生医療等製品に関連する法体系および業許可要件
    1. 製造販売承認制度の概要
      • 条件および期限付き承認
    2. 製造販売後体制の組織構築
      • 製造販売業 (GQP、GVP・GPSP) と製造業 (GMP/GCTP)
      • GCTPの基礎。GMPとの相違点
  4. 再生医療等製品の承認申請
    1. 再生医療等製品の臨床試験制度
    2. CMC設計時の治験薬GMP要求事項
    3. 臨床試験計画時の留意点とPMDA相談の要点
    4. 条件・期限付承認
    5. 戦略的承認審査制度
      1. 先駆け審査指定制度
      2. 希少疾患用途医薬品指定制度
    6. 再生医療等製品GCPでの治験体制、有害事象報告等
    7. 承認申請に必要な資料とCTDの作成
    8. 信頼性保証調査の対応
      1. GCP査察
      2. GCTP査察
    9. 製造販売承認および薬価申請
  5. 承認後の製品ライフサイクルマネジメント
    1. 製造販売業体制、品質 (GQP) および安全性管理 (GVP)
    2. 製造所 (GCTP) と卸業者の流通管理 (GDP) 、サプライチェーン構築
    3. 変更管理とライフサイクルマネジメント
  6. まとめ
    1. 後戻りをしないためのCMC・製造戦略
    2. 原料確保とPotency Assay
    3. ラボスケールから実生産の移行時の留意点
    4. CMOの選択と技術移転・業務委託のポイント
    • 質疑応答

講師

  • 鈴木 聡
    合同会社 鈴木聡薬業事務所

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、すぐに視聴可能なため、本セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 3営業日後までに、メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は申込日より10営業日の間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 医薬品開発 (特に早期段階) におけるTPPの運用 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 求められる医用ポリマー系バイオマテリアルの水和状態および生体適合性 オンライン
2025/4/28 医薬品開発における臨床薬理試験の計画作成と進め方 オンライン
2025/4/28 プロセスバリデーションセミナー (医薬品) オンライン
2025/4/30 改正GMP省令対応 GMP入門講座 オンライン
2025/4/30 小規模QA組織での効果的な逸脱処理とCAPA管理 オンライン
2025/4/30 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2025/4/30 体外診断薬の開発・事業化戦略と期待される要素技術 オンライン
2025/4/30 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/4/30 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Bコース (実務者コース) オンライン
2025/4/30 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2025/4/30 希少疾患、がん、神経領域におけるRWD活用・審査事例および未来の次世代データの可能性 オンライン
2025/5/7 分析法バリデーション 入門講座 オンライン
2025/5/7 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2025/5/7 細胞培養加工の工程設計およびAIを活用したバイオ生産マネジメントシステム オンライン
2025/5/7 医薬品リスク管理計画とグローバルファーマコビジランス監査の実践 (2日間) オンライン
2025/5/7 MDR査察で照会事項削減を目指した査察準備・対応と技術文書作成の為の留意点 オンライン
2025/5/7 医療機器製造販売業における市販後安全管理活動 オンライン
2025/5/7 監査・査察のケーススタディをもとに学ぶ CSV・GAMP・ER/ES・DIの基礎と実践 オンライン