技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PPWR対応を図る国内外の包装技術開発の最近事例と包装トレンド

PPWR対応を図る国内外の包装技術開発の最近事例と包装トレンド

~Recyclable/再生再利用の課題/求められる包装機能/これからのバリア化技術・新しいフィルムなど~
オンライン 開催

視聴期間は2024年10月21日〜11月1日を予定しております。
お申し込みは2024年10月30日まで承ります。

概要

本セミナーでは、包装の世界のトレンドをふまえ、今後望まれる包装設計のあり方や具体的な応用法までを解説いたします。

開催日

  • 2024年10月30日(水) 12時30分 2024年11月1日(金) 16時30分

受講対象者

  • 包装に関連する技術者・研究者、品質担当者
    • 医薬品
    • 食品・飲料
    • 化粧品
    • 日用品 等

修得知識

  • 国内外の包装商品の市場動向
  • 包装設計における検討項目

プログラム

 EUの包装及び包装廃棄物規則、PPWRも決まり、包装の大きな流れである循環型パッケージ、循環型ポリマー利用の方向性も定まった。日本も対応が急務である。循環型ポリマーの利用事例やdrupa 2024の印刷展における動き、世界の優れたパッケージの事例紹介を通じて、PPWRの実施を受けて世界の包装はどのように変化するかを予測し、今後の日本の包装関係者が進む方向を予想する。

  • はじめに
  1. drupa 2024に見る印刷の動き
  2. Recyclableとは
    1. 第三者認証のrecyclable
    2. 海外のプラスチック団体の基準
    3. 欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
    4. モノマテリアルとグリーンウォッシュ
    5. ECのDfR (Design for Recyclability) とは
  3. プラスチックの再生再利用の課題
    • 最新のリサクル技術の説明
      1. ケミカルリサイクル
      2. 熱分解タイプ
      3. ガス化タイプ
      4. 超臨界タイプ
      5. 酵素利用他の技術
      6. マスバランス方式の利用
  4. 使用済み包材の回収及び選別の課題
    • プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
      1. 国内外の回収・選別システムの事例
      2. 回収及び選別技術の実証実験
      3. アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
  5. 再生材料利用の事例
    1. 海外事例: 廃プラ回収〜recycled plastics製造〜ブランドまでのビジネスモデル
    2. 国内事例
  6. 紙利用の包装
    • ナノセルロース利用の実用化〜各種紙製液体容器の最前線
  7. 求められる包装の機能の変化
    1. Smart Package/Connected Package
    2. センサー機能と鮮度保持
    3. 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
  8. これからのバリア化技術
    1. OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
    2. 多層コーティングやOPによるバリア化
  9. 新しいフィルム及び先端技術の利用
    1. 新しい素材、バリア性の向上
    2. AI、IoT、ロボット、リモートコントロールなどの事例紹介
  10. 世界の最新のパッケージ紹介
    • WPO受賞事例他を紹介
  11. 包装材料の供給体制
    • デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
  12. 今後の方向性
    • 今後の包装に必要な課題について考察する。
    • おわりに
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年10月21日〜11月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/21 エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル オンライン
2025/3/24 工業製品に対するPFAS規制と分析に関する留意点 オンライン
2025/3/27 欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野のプラスチックリサイクル技術動向 オンライン
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/27 施設園芸・植物工場におけるスマート化・先端技術導入の最新動向 オンライン
2025/3/31 ケミカルリサイクル可能なポリマーの作製とその特性 オンライン
2025/4/7 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルの現状と課題、今後の展望 オンライン
2025/4/11 自動車用プラスチックにおけるリサイクル・アップサイクルの動きと対応 オンライン
2025/4/11 リチウムイオン電池のリユース・リサイクルの現状と課題、今後の展望 オンライン
2025/4/15 食品接触材に関する主要国の規制、試験について オンライン
2025/4/18 食品製造工場の点検と監査のポイント オンライン
2025/4/21 サーキュラーエコノミーが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方 オンライン
2025/4/23 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2025/4/23 食品開発研究者のためのHACCPの基礎と関連規格及び適用方法 オンライン
2025/4/23 医療機器に使用される包装システム (梱包箱なども含む) の試験方法と基準解説 オンライン
2025/4/23 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/4/25 包装・パッケージ業界の最新トレンドと「紙化」市場の可能性 オンライン
2025/4/28 食品接触材に関する主要国の規制、試験について オンライン
2025/4/28 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/5/9 食品開発研究者のためのHACCPの基礎と関連規格及び適用方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/11/21 食品添加物
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発