技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、化粧品及び皮膚外用剤の製剤設計に焦点をあて、ケラチン繊維ネットワークと角層における保湿、保湿化粧品開発のポイントについて解説いたします。
私達の皮膚は表皮、真皮、皮下組織から構成される。最も外側に位置する表皮は角化型の重層扁平上皮組織であり、体の外側を覆って個体と外界 (気相環境) の境界を作りつつ、生存の為に必須のバリアの役割を果している。表皮は、基底層 (Stratum basale) 、有棘層 (Stratum spinosum) 、顆粒 (Stratum granulosum) 、角質層 (角層) (Stratum corneum) の主に4種類の細胞層によって構成される。顆粒層では、適切な時期に細胞死を自発的に起こすことにより、形成された死細胞体 (角質細胞) が機能的な気相 – 液相境界バリアである角層を形成する。このとき、角層形成 (角化) 特有の様々な現象が起きる。その一つが、死んだ角質細胞内に形成される、高密度のケラチン繊維ネットワークである。これにより、角質細胞に強度を与えると共に、そのネットワーク内に水分子を保持し角層の保湿を制御している。
本セミナーでは、これら角化において起こる現象とケラチン繊維ネットワークと角層における保湿との関連性を御紹介する。
〜モイスチャーバランスを整えるための製剤的アプローチ〜
スキンケア化粧品は、角層の水分保持機能をベースにして、肌状態に応じて、天然保湿因子および必要な美容成分を補い、外的、内的な原因で生じる乾燥から皮膚を守る機能を有する製品である。その剤形は多岐にわたるが、基本的な設計方針は、角層を構成する水分、油分、脂質のバランスを補うことにあり、乾燥肌、脂性肌などに応じた様々な製品が生まれている。
本セミナーでは、そのような角層の保湿メカニズムの基づいた、化粧品及び皮膚外用剤の製剤設計に焦点をあて、化粧品の基礎知識から、様々な剤形のスキンケア製品を紹介し、皮膚のモイスチャーバランスを整える上で、それぞれが如何なる機能を発揮しているか、その重要性について述べる。
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