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溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎、溶解性/分散性の制御と評価、材料開発への応用例

溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎、溶解性/分散性の制御と評価、材料開発への応用例

オンライン 開催 演習付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年2月26日〜3月7日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年2月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、溶解度パラメータ (SP値) の基礎から、測定・計算方法、計算プログラムツールの使用方法について、豊富な実用事例も交えて解説いたします。

開催日

  • 2025年2月14日(金) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 溶解度パラメータに関連する技術者、開発者、研究者
    • 粉体
    • 高分子
    • 塗料
    • インク
    • 機能性材料
    • 接着剤
    • エラストマー
    • 医薬品
    • 化粧品食品
    • サプリメント など
  • 溶解度パラメータの計算を習得したい方、活用したい方

修得知識

  • 化合物と粒子表面のSP値の求め方
  • 高分子分散系における溶解/相分離性の制御と評価
  • 粒子分散系における付着/分散性の制御と評価

プログラム

 溶解度パラメータ (以下、SP値) は、分子間力に由来する親和性の尺度で、SP値の近いもの同士は、よくぬれ、よく付き、よく溶け合います。化合物のSP値の求め方には、原子団分割による数値計算法と、親和性に基づく実測法がありますが、特徴を踏まえて選択する必要があります。粒子表面のSP値は実測法に限定されます。多くの材料開発において、ぬれ/分散性、付着/接着性、および溶解性の制御は、共通の要素技術です。
 本セミナーでは、高分子分散系/粒子分散系の要素技術におけるSP値の活用法について、多くの事例と例題をもとに基礎から解説します。

  1. 溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎
    1. ヒルデブランドのSP値とハンセンのHSP値
    2. SP値の利用法
      1. 三次元座標表示と相互作用距離 (ハンセン距離)
      2. テァーズ線図 (三角座標) 表示とてこの規則
    3. 4DSP値とEED (Exchange Energy Density)
  2. 溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の求め方
    1. 化合物のSP値の求め方
      1. 原子団寄与法による数値計算法
        • バン・クレベレン法
        • ホイ法
        • ステファニス・パナイオトゥ法
      2. ハンセン球・ダブルハンセン球を用いた溶解/膨潤法
      3. 拡張ハンセン法によるデータ処理
      4. インバースクロマトグラフィー法 (IGC法)
    2. 粒子表面のSP値の求め方
      1. 凝集/沈降法および接触角/ぬれ張力法
      2. インバースクロマトグラフィー法
      3. 低磁場パルスNMR法
  3. 高分子溶液・高分子ブレンドの溶解/相分離性の制御と応用例
    1. 高分子溶液の溶解性/相分離性の制御と評価
      1. ペレブスカイト太陽電池における貧溶媒析出法
      2. エアロゲル/3Dスキャフィールドの最適溶媒混合比率
    2. 高分子ブレンドの相分離性の制御と評価
      1. メンブレン・コンタクターにおけるポアサイズ制御
      2. ダブルハンセン球とポリマー改質アスファルト調製
  4. 高分子コンポジットにおけるフィラーの付着/分散性の制御と応用例
    1. SP値差を用いた評価例
      1. PP基板の接着強度
      2. ゴム中カーボンナノチューブの分散制御
    2. ハンセン距離と相対的エネルギー差による評価例
      1. エポキシ樹脂中のコア/シェルナノ粒子の分散化
      2. 樹脂中の多面体シルセスキオキサンの溶解性
    3. ハンセン球/ダブルハンセン球の重なり度による評価例
      1. Li電池用電極のメソスケール複合系における分散制御
      2. レジンコンクリートにおけるフィラーの表面処理効果
  5. 粒子分散液/キャピラリー懸濁液の分散安定化
    1. グラフェンのぬれ/分散化のための良溶媒選択
    2. 高分子分散剤を用いた立体反発安定化
      1. 高分子分散剤の種類・構造と吸着特性
      2. 高分子ブラシによる立体反発安定化
    3. 高分子分散剤の取捨選択法
      1. ダブルハンセン球法によるCBの最適分散剤選択
      2. 4DSP値を利用した有機顔料用分散剤の選択
    4. キャピラリー懸濁液の安定化
      1. キャピラリー懸濁液の特徴
      2. 第二流体の選択指針
  6. 粒子分散系の分散・凝集性の評価法
    1. 湿潤点・流動点
    2. 超音波スペクトロスコピー法
    3. レオロジー法
      1. チキソトロピーと降伏応力
      2. 動的粘弾性
    4. 小角X線散乱法
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年2月26日〜3月7日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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2025/3/17 スラリーの特性と評価法および調製・制御の勘どころ 会場・オンライン
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2025/3/21 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
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