技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリマー合成の自動化とプロセス分析

R&Dの省人化へ向けて

ポリマー合成の自動化とプロセス分析

~複雑な反応条件を最適化し、スケールアップの自動化のヒントが得られる~
オンライン 開催

開催日

  • 2024年7月2日(火) 10時30分16時15分

修得知識

  • フローリアクターの基礎
  • 有機合成、高分子合成におけるフローリアクターの展開
  • ポリマー合成の自動化
  • 重合における最適化方法
  • プロセス分析技術の活用

プログラム

第1部 有機合成、高分子合成におけるフローリアクターの展開

(2024年7月2日 10:30〜12:00)

  1. フローマイクロリアクターについて
  2. フローマイクロリアクターの特長
    1. 高速混合
    2. 精密温度制御
    3. 精密滞留時間制御
  3. フローマイクロリアクターを用いたフラスコ不可能な高速合成化学
  4. 機械学習による反応条件最適化と変数制御
    1. 2変数制御の組合せによる多変数制御
    2. 電解フロー反応における3変数制御系
    3. 電解フローにおける多変数制御
  5. フロー反応の条件最適化による生産性向上
  6. 機械学習による反応最適化プロセスの自動化
    • 質疑応答

第2部 ポリマー合成の自動化とプロセスインフォマティクス

(2024年7月2日 13:00〜14:30)

  1. プロセスインフォマティクス
    1. 材料設計におけるプロセスインフォマティクスの位置づけ
    2. 品質管理
  2. プロセスの監視と制御
    1. ソフトセンサーの役割
  3. ポリマーなどの材料探索、合成の自動化
    1. AIとロボットの連携
    2. 研究の効率化
    3. 開発・生産の効率化
  4. 今後の展望
    • 質疑応答

第3部 高分子重合におけるプロセス分析技術の活用

(2024年7月2日 14:45〜16:15)

 最適化やスケールアップが難しいとされている重合反応において、インライン反応追跡による測定事例やメリットなどをご紹介します。

  1. はじめに
  2. 高分子重合における現在の状況
  3. 最新の重合向け反応装置
  4. 重合における分析手法
  5. インラインモニタリングによる測定事例
    1. ポリウレタン重合における残存イソシアネートの制御
    2. 環状シロキサンの開環重合反応
    • 質疑応答

講師

  • 永木 愛一郎
    北海道大学 大学院 理学研究院 化学部門
    教授
  • 船津 公人
    奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター
    センター長, 特任教授
  • 福田 尚美
    メトラー・トレド株式会社 ラボインスツルメンツ事業部 オートケムチーム
    テクニカルアプリケーションコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/20 フィラー/樹脂分散における分散状態の測定評価、その応用 オンライン
2025/10/20 高分子の溶解技術と溶媒選定、相溶性予測 オンライン
2025/10/20 バイオ医薬品開発効率化のためのタンパク質の合理的デザイン法とそのノウハウ オンライン
2025/10/20 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/10/20 高分子・樹脂材料のための画像解析入門 オンライン
2025/10/20 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/21 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/10/21 高分子結晶化のメカニズムとその解析 オンライン
2025/10/21 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー オンライン
2025/10/21 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/10/22 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/22 生成AI時代の研究DXと実践的AIエージェントによる業務進化の最前線 オンライン
2025/10/23 ラジカル重合の基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法 オンライン
2025/10/23 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2025/10/23 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2025/10/23 生成AI時代の研究DXと実践的AIエージェントによる業務進化の最前線 オンライン
2025/10/24 射出成形技術の基礎と不良対策 オンライン
2025/10/24 自動車用防振ゴムの劣化メカニズムと耐久性試験・寿命予測 オンライン
2025/10/24 イソシアネートの反応機構と構造、硬化物性の制御 オンライン
2025/10/24 研究開発部門における実験データの収集・管理と蓄積データの活用法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/8/11 化学・素材業界におけるデジタルトランスフォーメーションの最新調査レポート
2020/8/1 材料およびプロセス開発のためのインフォマティクスの基礎と研究開発最前線
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2015/9/1 マンガと写真でわかる初歩のシート成形
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)