技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/S GMP改訂Annex1に対応する汚染管理戦略 (CCS) 作成にむけたGMP文書・記録の管理と教育訓練

PIC/S GMP改訂Annex1に対応する汚染管理戦略 (CCS) 作成にむけたGMP文書・記録の管理と教育訓練

~汚染管理戦略書の作成/ICH Q9,10・DIとのつながり・落とし込み~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年5月12日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年5月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、8月25日に公開されたEU-GMPガイドのAnnex1の改訂の概要と注目点を整理・解説いたします。

開催日

  • 2023年4月28日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品製造業における品質管理部門担当者・責任者
  • 医薬品製造業における品質保証部門担当者・責任者
  • 医薬品製造販売業における品質保証部門担当者・責任者

プログラム

 EU-GMPガイドのAnnex1は、2度のパブリックコメントを踏まえ、2022年8月22日付けで最終化され、8月25日に公開された。PIC/Sは、EMAとの合同協議により、EU-GMPガイドのAnnex1と調和したPIC/S-GMPガイドAnnex1を2022年9月19日に発出した。
 本セミナーでは、Annex1の重要事項である汚染管理戦略 (CCS) を見据え、GMP文書・記録の作成において考慮すべき医薬品品質システム (ICH-Q10) 、品質リスクマネジメント (ICH-Q9) 、データインテグリティ (Data Integrity) の観点から要求事項を整理し、確実な実施のための教育訓練についても触れる。

  1. まずPIC/Sとは何かを整理しましょう
    1. PIC/Sとは
    2. PIC/Sの歴史
    3. PIC/Sの目的
    4. 産業界にとっての間接的な利益
    5. PIC/Sのメンバー
    6. PIC/S-GMPとEU-GMPの関係
    7. PIC/SとEUの責任者要件差
    8. EUによるGMP相互認証
    9. PIC/S関連情報入手
  2. PIC/S-GMPガイド
    1. PIC/S-GMPガイド
    2. PIC/S-GMPガイドの概要
    3. 改正PIC/S-GMP Annex1概要
    4. 改正PIC/S-GMP Annex1の構成
    5. PIC/S-GMP Annex 1 の発出後の措置
  3. PIC/S-GMP Annex1における汚染管理戦略
    1. PIC/S-GMP Annex 1 のポイント
    2. 汚染管理戦略コンタミネーションコントロール戦略 (CCS)
    3. CCSの考え方
      1. 無菌室搬入品管理
    4. 汚染管理戦略の策定と文書化の方法 (ECAガイダンス)
      1. 汚染管理戦略の策定の背景
      2. 企業のCCSの開発・文書化
      3. 汚染対策戦略の実施プロセス
      4. Annex1 の要求事項に関する状況と適合性の評価方法
      5. ステージ1:CCSの開発
      6. ステージ2:CCS文書の編集
      7. ステージ3:CCSの評価
    5. CCSガイダンス添付資料3:汚染管理戦略書ひな形 (例)
      1. 汚染管理戦略書ひな形で考慮すべき要素
      2. 汚染管理戦略の文書化記入例
      3. CCS実現の責任
    6. Annex1の国内ガイドライン等への取込みについて
  4. 医薬品品質システム/PQS (ICH-Q10)
    1. 医薬品品質システムに関するガイドライン (ICH-Q10)
    2. 医薬品品質システムの要求事項
      1. 医薬品品質システムにおける「管理戦略」
    3. 作成すべき文書類
    4. 無菌製剤製造のPQS要件
    5. 是正措置・予防措置 (CAPA)
      1. 逸脱処理
      2. 逸脱ランクのクラス分け
  5. 品質リスクマネジメント
    1. 品質リスクマネジメントの要求事項
      1. 品質リスクマネジメントプロセス
      2. 品質リスクマネジメントの方法と手法
      3. 品質リスクマネジメントの実施例
    2. Annex1におけるQRM要件
  6. データインテグリティ
    1. データインテグリティとは
    2. データインテグリティに関する規制
    3. PIC/Sのデータインテグリティガイドライン
      1. 紙ベース記録でデータインテグリティを確保するために
    4. 改正GMP省令における記載
    5. 製薬協DIツール
    6. 製薬協DIマテリアル
    7. 最近のPMDA指摘による不備事項の傾向 (DI関連)
  7. データインテグリティに基づく文書・記録の管理
    1. 文書・記録に関する重大な法令違反事例
    2. GMP文書とは
    3. GMP文書体系
    4. GMP文書管理のポイント
    5. GMP文書管理に関する教育訓練
      1. 教育の有効性と評価
  8. 用語集
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2023年5月12日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策