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データインテグリティ (DI) における各手順書への落とし込み・作成と記載レベル

データインテグリティ (DI) における各手順書への落とし込み・作成と記載レベル

~データインテグリティに関する手順書を作成する際、どこまでのことを記載すべきなのか?~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、データインテグリティの基礎から、当局指摘事項の対応例までを詳解いたします。

開催日

  • 2023年2月16日(木) 10時30分16時30分

修得知識

  • データインテグリティの基礎
  • データインテグリティ対応のポイント
  • 生データ/オリジナルの重要性
  • データインテグリティ対応手順書作成の考え方

プログラム

 データインテグリティ (DI) 対応の基本は、対象規制対応業務において的確に対象データの生成・運用・管理を行うかに依存する。対象業務を実施する上では、手順に規定したことのみを実施する必要がある。
 本講演ではDI対応のポイントを今一度振り返りながら、DI対応を行う上で手順書に記載すべき事項にはどういうものがあるか?文書体系作りから記載方法についてのヒントを紹介する。

  1. 規制対応業務と文書
    1. 規制対応業務 (GxP等) における文書とは
    2. 文書化の重要性
    3. 文書の分類例
    4. 文書の保管・管理
    5. 文書に対するセキュリティ
    6. SOPとは
  2. 今一度振り返るデータインテグリティ
    1. 定義
    2. 規制当局のガイダンス動向と主な内容
      • MHRA
      • FDA
      • PIC/S
      • WHO等
    3. ALCOA原則
    4. データガバナンス
    5. データライフサイクル
    6. 監査証跡
    7. オリジナル記録とレビュー
  3. 生データの運用管理の重要性
    1. 生データとは
    2. オリジナル記録とは
    3. 生データの保管・管理
  4. GxP記録作成におけるデータインテグリティ
    1. データインテグリティの神髄
    2. オリジナルの重要性
    3. ハイブリッド運用の功罪
    4. 監査証跡レビュー
  5. データインテグリティ要件に準拠した規制対応業務手順書作成
    1. 手順書への実装における留意点
    2. 手順書の構成の考え方 (上位文書から下位文書へ)
    3. 組織としての方針設定
    4. 手順書への機能要件の実装
    5. 実務面での手順書への手順の実装
    6. 手順書作成におけるツボ
  6. データインテグリティ関連手順書関連の規制当局の指摘事項例の紹介
  7. その他、データインテグリティ対応におけるポイント
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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