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アナログ回路の設計技術の基礎とトラブル回避のポイント

アナログ回路の設計技術の基礎とトラブル回避のポイント

~デジタル時代に必要なアナログ技術~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月27日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • アナログ回路に携わる方
    • 電子機器
    • 自動車部品
    • 機械製品など
  • ノイズでのトラブルや対策について学びたい方
  • これから携わる方

修得知識

  • トラブルを事前に回避する設計手法
  • デジタル主体のシステムでアナログ素子を使う上での設計手法
  • ソフトウェアを考慮したアナログ設計の基礎

プログラム

 FPGAなどのデジタル回路設計が多くなる中、アナログ技術は昔よりも幅広い知識と対応が求められています。
 しかも、デジタルが主体のハードウェアであっても動かす際に起きるトラブルの多くはアナログとしての回路のふるまいが解らないと対処することが難しいのが現実です。これからハードウェア設計に携わろうとしている皆様に、「解らないからちょっと・・・」から「原因は此処かもしれないので確認しよう」に変わって頂きたいと考えています。
 本講座は「デジタル時代に必要なアナログ技術の基礎」と思い、前半では抵抗などの素子の特徴と使い方、信頼性の確保など、基礎的な部分を説明させていただきます。
 後半は実践に近い内容として、輻射などのノイズに関する注意点や、デジタル回路 (FPGAなど) の周辺で必要になるアナログ回路で知っておいたほうが良い点やトラブルを事前に回避するポイント (経験) について話をすることを考えています。

  1. アナログ部品の基礎と注意点
    1. 受動部品
      • 抵抗
      • コンデンサ
      • コイル/トランス
      • フィルタ
    2. トランジスタ/FET
      • コレクタ接地
      • エミッタ接地
      • ベース接地
      • 差動回路
      • オペアンプ
    3. 配線
      • 電線
      • 配線抵抗とインピーダンス
      • 遅延
      • 電流ループと帰路
  2. 信頼性設計
    1. 信頼性を設計する
    2. 部品の劣化と故障モード
    3. 最大定格とディレーティング、熱設計
  3. ノイズ
    1. ノイズマージンと誤動作
    2. 不要輻射と電源妨害
  4. デジタルシステムでのアナログ設計
    1. A/D コンバータ (ADC)
    2. D/A コンバータ (DAC)
    3. (負荷) 駆動回路とノイズ
    4. Bus Interfaceのトポロジーとスタブ、終端
    5. 高速インターフェースのアナログ技術
      • USB
      • HDMIなど

講師

  • 多胡 隆司
    神上コーポレーション株式会社
    顧問

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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