技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、データセンタ向け光デバイスを取り上げ、コヒーレント通信、面発光レーザ、光スイッチの要求特性、シリコンフォトニクス、次世代光インターコネクトの展望について詳解いたします。
(2025年9月26日 10:30〜12:00)
生成AI等のコンピューティング需要の爆発的は増大を背景に、経済性やエネルギー効率に優れる分散コンピューティングスシステムの開発が進みつつある。そこでは、集積性、エネルギー効率および経済性に優れた光伝送システムが必要であり、これを支える光回路プラットフォーム技術としてシリコンフォトニクスの研究開発が世界中で進行中である。
本講演では、シリコンフォトニクス技術の開発状況と応用状況について述べるとともに、当該技術の幅広い産業展開を支援する研究開発エコシステムとして、産業技術総合研究所を中心とした産学官連携体制の例を紹介する。
(2025年9月26日 13:00〜14:30)
光ファイバ通信はこれまで、国内の通信網から海底ケーブルを介した大陸同士をつなぐなど、長距離通信を実現する技術として進展してきた。しかし近年、AIや機械学習の発展に伴いデータセンタの高度化と巨大化が進み、光ファイバ通信は長距離伝送のみならず、電気配線に代わる短距離高速通信技術としても注目されるようになった。特にChatGPTに代表される大量の情報を用いた学習においては、演算自体よりもその膨大なデータを通信する際の速度・電力がボトルネックとなるなど、現在のAIブームは光通信技術なくしては成り立たないと言っても過言ではない。
本講演では、これまで長距離通信技術として発展してきたデジタルコヒーレント技術が、近年データセンタ内の短距離通信技術として用いられるようになった背景および現状、そしてそこで期待される技術について述べる。技術内容としては主にデジタルコヒーレント用変調器ならびに光源について紹介し、最後に今後のデータセンタ向け光通信技術の展望について議論する。
(2025年9月26日 14:40〜16:10)
面発光レーザは、低しきい値電流化が進められ、消費電力が小さい、二次元アレー化が可能、ウェハ単位での性能試験が可能であるなど、従来構造の半導体レーザに比べて多くの利点が実証されて、現在の短距離光ネットワークの光源として中心的な役割を果たしている。
スーパーコンピュータやデータセンタでは、膨大な数の光配線導入が必須であり、ここでは、低消費電力動作を可能とする面発光レーザが中心的な役割を担っている。
20Gbpsを越える高速直接変調動作、1bit当たりの消費電力として100fJ以下などの低消費電力動作など、将来の低消費電力インターコネクトのための革新的な開発が進められている。また、サイバー空間とフィジカル空間が一体化するサイバー・フィジカル・システムの発展を支えるには、エッジ・クラウドコンピューティング性能の大幅な高度化が不可欠であり、そこでは、超高速・低消費電力光インターコネクト技術が求められている。
さらに、最近では、AIデータセンタにおける膨大なネットワークトラフィックが加速し、消費電力の問題が顕在化している。
本講演では、 面発光レーザの高速化技術、特に我々が進めてきた結合共振器による高速変調技術、次世代光インターコネクトに向けCPO (Co-package Optics) 超小型光トランシーバなど、最近の進展について述べる。
(2025年9月26日 16:20〜17:30)
ChatGPTに代表される生成AI サービスの急激な進展に伴い、データセンタの必要帯域・消費電力は増加の一途を辿っており、将来的にAI/ML の消費電力はデータセンタ全体の40%-60%に達すると予想されている。Googleは世界に先駆けてデータセンタ内のサーバ間ネットワークへ部分的に光回線交換スイッチを導入し、消費電力並びにコスト削減を実証したことで高い注目を集めている。
本講座では、進展が著しいデータセンタおよびAIスーパーコンピューターの世界的な動向とそのネットワーク基本技術をご紹介し、次世代データセンタにおいて期待される光回線交換スイッチ技術の役割を説明する。続いて、産業技術総合研究所でこれまでに開発してきた光スイッチの変遷を振り返り、更なる大規模・高速化に向けた今後の課題や展望を説明する。併せて、大規模・高速光スイッチの構成例として、数千ポート規模やマイクロ秒オーダ以下の応答速度で動作可能な光スイッチシステムに関する実証実験の様子を紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/9/11 | データセンター向け光インターコネクトの最新動向と光電融合技術 | オンライン | |
2025/9/11 | オフライン電源の設計 (3日間) | オンライン | |
2025/9/11 | オフライン電源の設計 (2) | オンライン | |
2025/9/17 | プリント基板・電子部品の種類と特徴及びソルダ材料 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/9/18 | 設計者CAE 構造解析編 (強度) | オンライン | |
2025/9/22 | オフライン電源の設計 (3) | オンライン | |
2025/9/24 | 光トランシーバの最新動向と各種実装形態の展望 | オンライン | |
2025/9/25 | 光トランシーバの最新動向と各種実装形態の展望 | オンライン | |
2025/9/29 | 電子回路の公差設計入門 | オンライン | |
2025/9/30 | 光導波路の基礎と集積化技術 | オンライン | |
2025/10/9 | FPGA / SoCデジタルシステムを支えるアナログ技術の基本と応用 | オンライン | |
2025/10/30 | シリコンフォトニクスの基礎と応用 | 東京都 | 会場 |
発行年月 | |
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2024/12/27 | 次世代高速・高周波伝送部材の開発動向 |
2022/11/30 | 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発 |
2022/6/29 | 高周波対応基板の材料・要素技術の開発動向 |
2012/10/30 | SiCパワーデバイスの開発と最新動向 |
2003/11/18 | LSI設計の実戦ノウハウとプロセス知識 |
1997/11/1 | 回路部品の故障モードと加速試験 |
1997/5/1 | 配布線設計技術 |
1989/3/1 | 有限要素法による磁気回路解析手法 |
1988/3/1 | 実用高周波回路設計・測定技術 |
1987/9/1 | 磁気回路の計算法 |
1986/12/1 | 耐ノイズ機器実装設計技術 |
1985/12/1 | アナログIC/LSIパターン設計 (Ⅰ) |
1985/11/1 | アナログIC/LSIパターン設計 (Ⅱ) |