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5G、6Gに向けた通信、デバイス技術と開発動向

5G、6Gに向けた通信、デバイス技術と開発動向

~Beyond5G、その先に向けた高速通信デバイスの課題と展望~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年6月13日(月) 10時30分16時30分

プログラム

 5Gの普及が端緒についたばかりですが、すでにその先を見据えたBeyond 5Gや6Gに向けた議論がはじまっています。Beyond5G/6GではTbps級超高速データ通信を地上だけではなく、海上や宇宙など人間が活動するすべての範囲において、すべてのものをネットワークにつなげることが必要になるとされています。これを実現するためには、従来から使われている光ファイバ、マイクロ波帯無線通信に加えて、空間光通信、ミリ波・テラヘルツ波といった多種多様な伝送媒体を組み合わせることが重要となります。
 光ファイバ通信は大陸間をむすぶ長距離通信から、データセンタ内やチップ間通信など応用範囲を広げています。一方、無線通信はその柔軟性から利用が拡大していますが、既存の電波帯域はすでに様々なサービスに用いられており、周波数資源の逼迫が課題です。様々な伝送媒体を包含したネットワークの構築には新しいネットワークアーキテクチャやその制御技術が必要となりますが、それを支えるハードウエア・デバイスの役割もこれまでになく重要となることは間違いありません。
 本セミナーでは、これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてテラヘルツ帯までを統合的に活用する無線伝送技術と光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術を、ハードウエア・モノづくりの視点から取り上げたいと思います。

  1. 5G、beyond5Gの海外動向と国内動向
  2. 6Gの期待と課題
    1. 6G実現への課題
    2. 6G実現のための要素技術
    3. テラヘルツ・ミリ波の開拓
    4. 新たな光通信帯域
  3. 求められる通信システムの概要
    1. 通信ネットワークの発展
    2. 多重化と多値化
    3. ネットワークによる波形の転送
  4. 高速デバイスの発展と求められるデバイス、材料の特性
    1. 電子デバイス・光デバイスの高速化
    2. 光と電波を必要なところに伝える
    3. 高速通信のためのデバイス
    4. 新たな計測技術
  5. 最近のテラヘルツ通信の研究動向
    1. テラヘルツ通信の応用分野
    2. 300/500GHz伝送システムの設計例
    3. テラヘルツ帯における電波干渉
    4. テラヘルツデバイスの研究動向
    5. テラヘルツ帯の国際標準化
    • 質疑応答

講師

  • 川西 哲也
    早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科
    教授

主催

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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本セミナーは終了いたしました。

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