技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価

微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価

~微生物試験の「トレーサビリティ」「バリデーション」「不確かさ評価」とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、微生物試験の結果の信頼性を得るために何が必要か、何が不足しているか、講師の豊富な経験を基に解説いたします。

開催日

  • 2021年12月24日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • 試験所が有すべき能力 (ISO/IEC 17025の要求事項の概説を含む)
  • 微生物試験に関連する国際規格やガイドライン
    • コーデックス規格
    • ISO
  • 微生物試験結果の品質保証 (QA) と内部質管理 (QC)
  • 微生物試験における「トレーサビリティ」「バリデーション」「不確かさ評価」

プログラム

 国際的には、「適格な運営を行い、妥当な結果を出す能力があることを実証できる」ことが試験所の能力であるとされています。
 本セミナーでは、演者のISO/IEC 17025の認定審査の経験に基づき、試験結果の利用者の信頼を得るために何が必要か、多くの試験所で何が不足しているかを解説します。
 又、微生物試験において統計処理の必要性が高まっている背景を理解していただき、試験方法の妥当性確認及び検証 (Validation & Verification of methods) 、並びに結果の妥当性の確保 (Ensuring the validity of results) についての国際規格やガイドラインをわかりやすく解説します。さらに、2017年版ISO/IEC 17025の改定趣旨とともに、微生物試験に関する国内外の動向を紹介します。

  1. 試験の信頼性とは
  2. 微生物試験の国際標準化
    1. 今、国際化が求められるその背景について
    2. 微生物試験に関連するコーデックス規格
    3. 我が国の微生物試験の課題 (特に衛生指標菌)
    4. 我が国の微生物試験法の今後
    5. 迅速・簡便法の位置付け
  3. 試験所の能力 (competence)
    1. コーデックスのガイドライン (CAC/GL27) の要件
    2. ISO/IEC 17025:2017が要求していること
    3. 信頼性を確保するための要件
  4. 微生物試験結果の「質 (quality) 」を保証するための要件
    1. 試験方法
      1. 試験法の選択
      2. ValidationとVerificationとは?
      3. 試験法の妥当性確認 (Validation)
      4. 試験法の導入時の検証 (Verification)
      5. 試験結果の質 (不確かさの評価)
    2. 計量計測のトレーサビリティ (Metrological Traceability)
      1. 設備及び器具の保守管理
      2. 試験結果のトレーサビリティとは?
    3. 試験結果の妥当性の確保
      1. 結果の妥当性の監視 (monitoring)
      2. 技能試験/試験所間比較
  5. 微生物試験に関わる国際規格、ガイドライン
    1. CAC/GL54
    2. ISO/TS 19036
    3. ISO 16140シリーズ
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/7 微生物迅速試験法の医薬品・再生医療等製品の品質管理における活用 オンライン
2025/7/9 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/11 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 オンライン
2025/7/15 化粧品における微生物管理および微生物迅速法設計の考え方とバリデーション オンライン
2025/7/15 微生物検査の迅速法の利点と課題 2025 オンライン
2025/7/16 2025年制度改正をふまえた機能性表示食品の届出実務ノウハウ オンライン
2025/7/16 微生物迅速試験法の医薬品・再生医療等製品の品質管理における活用 オンライン
2025/7/17 化粧品における微生物管理および微生物迅速法設計の考え方とバリデーション オンライン
2025/7/17 (陸上) 養殖ビジネスの参入・組成における法制度と実務対応 東京都 会場・オンライン
2025/7/18 2025年制度改正をふまえた機能性表示食品の届出実務ノウハウ オンライン
2025/7/18 微生物検査の迅速法の利点と課題 2025 オンライン
2025/7/22 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 東京都 会場・オンライン
2025/7/24 食品賞味期限の科学的根拠のある設定手法プロセスと事例 オンライン
2025/7/25 失敗しない「バナメイエビ」陸上養殖事業ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 食品賞味期限の科学的根拠のある設定手法プロセスと事例 オンライン
2025/7/29 バイオフィルム形成の要因解明に向けた解析技術と除去・形成防止 オンライン
2025/7/30 食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所 オンライン
2025/8/4 機能性表示食品届出基礎知識および届出資料作成のポイント オンライン
2025/8/4 化粧品・医薬部外品製造時の微生物制御及び適切な試験・評価技術 オンライン
2025/8/5 におい (匂い/臭い) の官能評価と機器分析 オンライン