技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ナノフィラーの分散・充填技術、コンポジット材料の開発動向

ナノフィラーの分散・充填技術、コンポジット材料の開発動向

~フィラー分散のメカニズム、分散・充填モデル実験とスケールアップ例 / 機能性ナノフィラー (グラフェン・CNT・CNF) 充填コンポジットのポイントと動向~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、スラリーやポリマーへのフィラーの分散法の基礎から、シリカや炭酸カルシウムを例に表面処理とポリマーへの充填例につき最新情報をもとに解説いたします。
また、講師が経験した酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウムなどの (ナノ) フィラーのポリマーへの分散モデル実験、そしてポリエステル (PET) 重合系でのモデル実験のスケールアップ、少量モデル実験結果とスケールアップ結果との対応を紹介いたします。

開催日

  • 2021年12月14日(火) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • フィラーを使用した製品、部品の開発に携わる方
    • プラスチック
    • ゴム
    • 塗料
    • インキ
    • 化粧品
    • 食品 など
  • フィラーで課題を抱えている方
  • フィラーメーカーの研究、開発、企画に携わる方
  • 樹脂メーカーの研究、開発に携わる方

修得知識

  • フィラーの特性、表面処理 (分散剤) の基礎知識
  • スラリー及びポリマーへのフィラー分散法の基礎知識
  • ポリマーへのフィラー分散モデル実験 (ゼータ電位など) 基礎と実際 (実証)
  • ナノフィラー充填効果およびその高効率化策
  • 機能性ナノフィラー複合材料の現状、高機能化のポイント及び課題
    • ナノ炭素
    • セルロースナノファイバー

プログラム

 本講座ではスラリーやポリマーへのフィラーの分散法に関し、その基礎的知識のみならずシリカや炭酸カルシウムを例に表面処理とポリマーへの充填例につき最新情報をもとに述べる。そして、講師が経験した酸化チタン、アルミナ、炭酸カルシウムなどの (ナノ) フィラーのポリマーへの分散モデル実験、そしてポリエステル (PET) 重合系でのモデル実験のスケールアップ結果、少量モデル実験結果とスケールアップ結果との対応を紹介する。
 さらに、話題の機能性ナノフィラー (ナノ炭素粒子やセルロースナノファイバー) の分散、それらの機能性ナノコンポジット (力学特性、導電・伝熱関係) の研究開発動向及び高機能化のポイント・具体的方策を紹介する。

  1. フィラー基礎
    1. フィラーの種類
      • 無機性
      • 有機性
      • 有機・無機ハイブリッドタイプ
    2. 主要フィラーの製法とその特性
      • 炭酸カルシウム
      • シリカ
      • 酸化チタン
    3. フィラーの粉砕・分級法とその特徴
      1. 乾式粉砕
      2. 湿式粉砕
    4. フィラー径と粒度分布評価法
      1. 直接観察法 (電子顕微鏡法)
      2. 間接観察 (動的光散乱法ほか)
      3. 最近の話題
    5. フィラー種による表面特性の特徴
      1. 無機酸化物と無機塩との表面特性差異
      2. 表面電荷 (ゼータ電位) と測定法
  2. フィラーのスラリーやポリマーへの高分散充填に関する基礎
    1. フィラー分散スラリー調製の考え方
    2. フィラー分散支配因子:表面電荷と立体障害効果
    3. ゼータ電位 (表面電荷) 測定法の実際と問題点
    4. 表面処理がポリマーへの高分散充填に与える効果
      1. シリカ粒子
      2. 炭酸カルシウム粒子
      3. セルロースナノファイバーなど
  3. ポリエステル (PET) へのフィラー分散に関するモデル実験と実証例
    1. PET中での酸化チタンフィラー (TiO2) の分散モデル実験とその評価法
      1. 各種添加物がTiO2のゼータ電位、分散に与える影響、
      2. PETモノマー (BHET) がTiO2のゼータ電位、分散に与える影響
    2. PET重合系における酸化チタンフィラー分散モデル実験結果の実証
    3. 各種ナノフィラーのPETへの高分散化モデル実験と実証例
      1. 酸化チタンナノ粒子
      2. アルミナナノ粒子
      3. 炭酸カルシウムナノ粒子
  4. 機能性ナノフィラーを用いた先端材料の研究開発動向
    1. 機能性ナノフィラーとナノ効果概説
    2. ナノ炭素粒子 (CNT,グラフェン類など)
      1. ナノ炭素粒子の開発動向
      2. ナノ炭素充填体の分散性向上に関する技術
      3. ナノ炭素充填効果アップ策
        • パーコレーション
        • ダブルパーコレーション
      4. ナノ炭素粒子充填先端材料に関する研究開発動向
      5. 開発・上市における課題
    3. セルロースナノファイバー (CeNF)
      1. 環境問題におけるCeNFの意義
      2. CeNFの研究開発動向
      3. CeNFの力学特性を活用した先端材料の研究開発動向
      4. 各種ポリマーとの相溶性改善を目指したCeNFの改質 (表面修飾) 例
      5. ポリプロピレン (PP)
      6. ポリアミド (PA)
      7. セルローストリアセテート (CTA)
      8. CeNFの吸着特性を活用した先端材料の研究開発動向
      9. 開発・上市における課題
    • 質疑応答

講師

  • 小長谷 重次
    公益財団法人 名古屋産業科学研究所
    上席研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2022/7/7 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2022/7/7 完全架橋型ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド (f-TPV) 入門 オンライン
2022/7/8 ゴムの配合設計力向上のための技術と情報 東京都 会場・オンライン
2022/7/11 車載用プラスチックの基礎と最新動向 オンライン
2022/7/11 日本のPETボトルリサイクル / PETボトルリサイクルビジネス オンライン
2022/7/12 分子シミュレーションの基礎と高分子材料開発の効率化への展開 オンライン
2022/7/13 エポキシ樹脂全般の知識とフィルム化技術 オンライン
2022/7/13 二酸化炭素・二硫化炭素をもちいる高分子材料の合成 オンライン
2022/7/14 シランカップリング剤の効果的活用法 オンライン
2022/7/14 生分解性プラスチック入門講座 オンライン
2022/7/15 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2022/7/15 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造、モルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2022/7/15 プラスチック用添加剤の基礎と活用のポイント オンライン
2022/7/15 微生物により合成する生分解性プラスチック材料の基礎 オンライン
2022/7/19 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2022/7/19 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2022/7/19 ゴムの配合設計力向上のための技術と情報 東京都 オンライン
2022/7/19 発泡成形技術の基礎と発泡剤の使い方 オンライン
2022/7/19 高分子結晶化の基礎と高次構造制御 オンライン
2022/7/20 熱分析による高分子材料の測定ノウハウと分析・解析事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/12/31 導電性材料の設計、導電性制御および最新応用展開
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/29 UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
2021/5/31 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例
2021/5/31 高分子材料の劣化・変色対策
2021/4/30 建築・住宅用高分子材料の要求特性とその開発、性能評価
2021/2/16 ポリマーアロイ/ブレンドにおける相溶性・分散条件の最適設計、評価応用の最新技術
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2021/1/25 フィラー 素材理解と選定・配合・混練の技術
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2020/1/31 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策