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自動車用プラスチックの要求特性、課題、活用例と新材料の売り込み方

自動車用プラスチックの要求特性、課題、活用例と新材料の売り込み方

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、プラスチックの歴史やその特性発現のメカニズム、そして、樹脂の種類や加工法を体系だって説明いたします。さらに、活用状況を適用部位で層別した上で視覚的に説明します。
後半では、最新の低コスト加工法や計測法といったトレンドを説明し、今後の自動車に対する要求と規制を背景とした、持続的開発SDGsの方向性までも説明いたします。

開催日

  • 2021年10月26日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 車体軽量化などプラスチック活用を考える方
  • これから車載プラスチックに携わる方
  • EVやFCV、SDGsなどの将来方向性の情報を知りたい方

修得知識

  • 車載プラスチックの概要
    • 種類
    • 成形法
    • 適用部品
    • 活用注意点
  • 樹脂・加工法・計測法などのトレンド
  • SDGsや環境規制情報と対応の方向性

プログラム

 自動車車内を見回すと樹脂部品以外は目に入らないと言われるほど、多くのプラスチックが使われています。内装部品・外装部品の他に各種の機能部品にも活用されており、EVやFCVではさらにその活用範囲も広がる傾向にあります。一方、自動車へのプラスチックの本格採用はまだ30〜40年ほどです。一方、その種類は、熱可塑性・反応硬化性、さらに近年は複合材料というように多種にわたり、その成形加工法にも多くの方法が採用されています。プラスチックは加工が容易で軽いという特徴がある一方で、耐熱性が低く環境劣化も懸念されるなど、適切な使用法も求められます。
 本セミナーでは、プラスチックの歴史やその特性発現のメカニズム、そして、樹脂の種類や加工法を体系だって説明します。初心者でも感覚的に、しかし、本質的に理解できる説明です。さらに、活用状況を適用部位で層別した上で視覚的に説明します。後半では最新の低コスト加工法や計測法といったトレンドを説明し、今後の自動車に対する要求と規制を背景とした、持続的開発SDGsの方向性までも説明します。
 入門編として平易な説明ながら、体系的・視覚的説明で、今現在車載プラスチックにかかわっている方にも、知識の整理整頓や今後の動向情報など、広く役に立つセミナです。

  1. 車載プラスチックの基礎
    • 自動車に使用されるプラスチックの種類や加工方法などの基礎的内容を説明します。
      1. プラスチックの歴史
      2. プラスチックの特徴 金属・無機物と比較して
      3. 種類・分類
        • 熱可塑
          • 汎用
          • エンプラ
          • スーパエンプラ
        • 反応硬化
        • 複合材 (CFRP・GFRP)
      4. 主な成形加工法
        • 熱可塑
          • 射出成形
          • ブロー成形
          • 押出成形
          • 真空成形 …
        • 反応硬化
          • RIM
          • トランスファー
          • 熱硬化 …
        • CFRP
          • ハンドレイアップ
          • オートクレーブ
          • RTM
          • FW …
  2. 車載プラスチックの狙い、その課題対応
    • 前述のプラスチックの基礎の知識のもとに、活用の狙いと課題をまとめて説明することで、車載プラスチックの本質を理解します。
      1. 活用の狙い
        • コスト低減
          • 軽量化
          • 高品位化
            • 加飾
            • 防錆
            • 熱マネジメント
      2. 活用における課題
        • 耐熱性
        • 剛性
        • 耐久性
        • 耐環境特性
      3. 課題対応の知恵
      4. CAEの活用
  3. 自動車部品への活用 歴史と今
    • 狙い達成のための進化も含めて現状の活用状況を写真中心で説明します。
      1. 内装部品
      2. 外装部品
      3. 機能部品
        • スーパエンプラ
      4. CFRP
        • ボデー系
        • 機能系
  4. 最新動向
    • トレンドの背景を説明の上、代表的情報をご紹介します。
      1. トヨタ生産方式に見る究極のバンパ射出成形システム
      2. EV、FCV等 次世代車対応技術状況
      3. マルチマテリアル化対応状況
        • 事例
        • 対応技術開発
        • 接着接合
        • 分子シミュレーション法
      4. CFRPの活用拡大
        • VaRTM
        • C-RTM
        • CFRTPプレス成形
        • 多給糸FW
  5. 将来を読み解く
    • 従来からの自動車に対する環境規制に加え、ニューノーマルとしての劇的な変化があります。近未来における車載プラスチックの在り方に関して、SDGsやESGの視点も含めて大胆に予想します。
      1. 環境問題と企業責任、SDGsへのグローバルな動き
      2. 自動車の燃費・環境規制の方向性
      3. 自動車メーカのグローバル再編
      4. 未来志向の車載プラスチックとは
  6. 自動車メーカ、部品メーカへ材料のアピールのコツ
    • どのようなアプローチが採用につながるか、どんな点を検討のポイントとしているか経験に基づいて解説します。
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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