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研究開発計画の立て方とR&Dテーマの推進管理方法

研究開発計画の立て方とR&Dテーマの推進管理方法

オンライン 開催

開催日

  • 2021年10月7日(木) 10時30分 16時15分

プログラム

第1部. コロナ禍における研究開発 (R&D) 計画立案と推進管理方法

(2021年10月7日 10:30〜12:00)

 コロナ禍において、対面活動が抑制される中、R&D計画をどのように立案して進捗管理していくかは、対面での共同作業が中心となるR&Dにとって非常に難しく、大きな課題になると思われる。特にコロナ禍でテレワークでの業務が求められている現在では、これらの課題解決が最重要項目になると言っても過言ではないであろう。なぜなら、オンラインの言葉や画面の中の映像だけでは相手の気持ちがわかりにくく、自分の気持ちも伝わりにくいからである。
 本講演では、コロナ禍であるからこそ、R&D計画立案と進捗管理が重要であることについて、基本的な考え方を説明する。

  1. 研究開発 (R&D) の意義
  2. R&Dが果たす役割
  3. 企業の成長戦略
  4. R&D目的の明確化
  5. コロナ禍でのR&Dテーマ選定
  6. コロナ禍でのR&D計画立案
  7. コロナ禍でのプロジェクトの運営方法
  8. プロジェクトメンバーの選定
  9. プロジェクトリーダーの選定
  10. プロジェクトリーダーの業務
  11. プロジェクトメンバーの指導方法
  12. プロジェクト運営に関する経営層の役割
  13. コロナ禍でのR&Dテーマの進捗度評価
  14. コロナ禍でのテーマ進捗に関する経営層の役割
  15. コロナ禍でのR&Dに対する企業の考え方
  16. まとめ
    • 質疑応答

第2部. VUCA環境下、コロナ禍での研究開発の在り方、研究開発の推進および見直しについて

(2021年10月7日 13:00〜14:30)

 VUCAと言われる将来が見通しにくい環境であるが、さらにコロナ禍が様々な企業活動にも影響を与えている。研究開発活動もその例外ではなく、近未来から将来に向けた研究開発は影響を受けている。
 そうした状況を踏まえて、研究開発の在り方はどうすればいいのか、またその研究開発をどう推進していくのが良いか、筆者の視点で述べたい。

  1. VUCAについて
  2. VUCA環境下におけるコロナ禍の影響について
  3. 研究開発の在り方 今後、どのように変化するか?
  4. 研究開発テーマの設定と推進の仕方について
  5. 判断基準をどうすればいいのか?
    • 質疑応答

第3部. 実施計画の立案と運営における対話とコミュニケーション

(2021年10月7日 14:45〜16:15)

 研究開発の実施は、それを担当する研究者の性格に大きく依存する。その上で、進捗評価とは、ある計画に対する相対的な位置づけであることを理解する必要があり、当初計画に対して遅滞する「絶対的な遅れ」と当初計画どおりに物事を進めていたにも関わらず、他者の計画が進んだために自分達の立ち位置が後ろにずれてしまう「相対的な遅れ」を区別して考えなければならない。
 本講演では、前半にこのようなケースを複数の象限に分けて説明し、後半ではその管理に必要な対話とコミュニケーションの重要性についての私見を述べさせて頂く。

  1. 研究開発テーマの計画策定について
    1. 求められる研究担当者の能力と求められる成果
  2. 進捗評価
    1. 計画の期限と競争相手の存在
  3. 対話とコミュニケーション
    1. 対話の重要性
    2. 対話を求められた場合
    3. 対話を求める場合
  4. 最後に (研究開発における研究所とは?)
    • 質疑応答

講師

  • 青山 敏明
    大東カカオ株式会社
    取締役 執行役員
  • 宗像 基浩
    三菱ケミカル株式会社 R&D変革本部 大阪研究所
    所長
  • 宮永 俊明
    日鉄ケミカル&マテリアル 株式会社 経営企画部
    ゼネラルマネジャー

主催

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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