技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

廃プラスチックのリサイクル技術の動向と、SDGsに向けた対策

廃プラスチックのリサイクル技術の動向と、SDGsに向けた対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、プラスチックのリサイクル (マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、エネルギー回収) の現状と最新技術を紹介すると共に、その問題点や今後の展開を解説いたします。

開催日

  • 2021年8月19日(木) 11時00分 15時30分

受講対象者

  • 廃プラスチックの解決法や技術に関連する技術者、開発者、担当者
  • 廃プラスチック問題の全体とその解決法の糸口を把握したい方

修得知識

  • 廃プラスチックに関わる地球環境問題の現状
  • 廃プラスチックに関する国際的の動き
  • 廃プラスチックの最新のリサイクル技術の詳細や今後の展開

プログラム

 2016年にエレン・マッカーサー財団が海洋漂流プラスチックごみの総重量が2050年には魚類を上回ると発表し、2017年に中国が廃プラスチックの輸入を禁止することを発表して以来、廃プラスチックは国際的に重要な環境問題の一つと認識されるようになった。国連は2015年にSDGsを採択して「作る責任・使う責任」を17の目標の一つと掲げ、EUは循環経済の中でプラスチックの循環利用を最重要項目の一つと選定している。 金属のリサイクルは昔から商業化されてきたが、プラスチックのリサイクルは20年程前に法制化されたにも関わらず未だに多くの問題を抱えている。
 本講座では、プラスチックのリサイクル (マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、エネルギー回収) の現状と最新技術を紹介すると共に、その問題点や今後の展開を解説する。

  1. 持続可能な社会の実現を目指す背景
  2. 廃プラスチックに関する世界の動向
  3. プラスチックのリサイクルの特徴
  4. マイクロプラスチックの現状
  5. プラスチックのリサイクル技術の概要
    1. 選別
    2. マテリアルリサイクル
    3. ケミカルリサイクル
      • モノマー還元
      • 原料化
      • ガス化
    4. PETボトルのリサイクル
    5. エネルギー回収
    6. 評価法 (LCA)
  6. 家電や小型電子機器に使用されているプラスチックのリサイクル
  7. 自動車に使用されているプラスチックのリサイクル (ASR)
  8. バイオマスプラスチックおよび生分解性プラスチックの現状と課題
  9. 資源循環の未来
    • 質疑応答

講師

  • 加茂 徹
    早稲田大学 理工学術院 総合研究所
    上級研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/30 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2025/1/30 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2025/1/30 熱可塑性エラストマーの総合知識 オンライン
2025/1/30 天然由来の強化材を用いたコンポジットの基礎と成形方法・応用展開 オンライン
2025/1/30 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/1/30 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/1/30 高分子フィルム・繊維の延伸プロセスにおける分子配向形成、結晶化とその制御 オンライン
2025/1/30 ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化 オンライン
2025/1/30 プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向 オンライン
2025/1/31 フォトレジスト材料の基本的な構成構造、材料設計および高感度化 オンライン
2025/1/31 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/1/31 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/1/31 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/1/31 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン
2025/1/31 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/1/31 アルミニウムのリサイクルの最新動向と課題・展望 オンライン
2025/1/31 EVなどリチウムイオン電池のリユース & リサイクル オンライン
2025/2/3 材料開発にレオロジーを活用するための考え方と実践 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/4 改正食品衛生法とPL制度の概要 オンライン

関連する出版物