技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

スチレン系、オレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド入門

スチレン系、オレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド入門

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、化学反応を伴う複雑な混合物の成形トラブル解決に役立つ原材料情報、成形トラブル原因究明のための雑誌の記事や論文では書かれていない特許情報に基づくレシピ情報、なぜそのようなトラブルが出るのか? 製造方法の詳細情報を解説いたします。

開催日

  • 2021年6月21日(月) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • コンパウンド開発初心者
  • エラストマーコンパウンド成形担当者など

修得知識

  • スチレン系、オレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンドのレシピ情報
  • 熱可塑性エラストマーコンパウンドの製造方法
  • 熱可塑性エラストマーコンパウンドの分析方法

プログラム

 汎用性熱可塑性エラストマー組成物であるオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物、スチレン系熱可塑性エラストマー組成物は、他のプラスチックやエンプラ系熱可塑性エラストマー (ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン系) と異なりゴム成分と液状オイル成分と流動成分 (樹脂成分) との「多成分の混合物」であり複雑です。異なる性状の成分を混合・混練しているので問題を複雑にしています。それはすなわち成形トラブルに直結してしまいます。多くの場合は、それを化学反応させて架橋させ耐熱性、耐油性を向上させます。架橋反応では、複数の分子が結び付いたり逆に分子が切れてしまうという、極めて複雑なトラブルがさらにおこります。特許情報から得られるレシピや正確な製造方法情報を考慮しないともはや効率的なトラブル対策を行うことはできません。

  1. 熱可塑性エラストマーコンパウンド (TPO,TPS) とは
    • 分類
    • 製造メーカー
    • 用途
  2. 構成成分
    • ゴム成分
    • 樹脂成分
    • オイル成分
    • 架橋剤
  3. TPVとは
  4. 配合の基本
  5. 製造のための二軸押出機スクリュー構成
  6. 成形と配合の関係
  7. 分析方法

講師

  • 鷲尾 裕之
    プラスチックコンパウンドコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,000円 (税別) / 46,200円 (税込)
複数名
: 19,000円 (税別) / 20,900円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 19,000円(税別) / 20,900円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/3 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/12/4 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2024/12/4 高分子結晶化の基礎と解析技術および結晶成長 オンライン
2024/12/5 高分子の結晶化と結晶高次構造の特徴・各種分析法 オンライン
2024/12/5 乳化重合・ソープフリー乳化重合によるポリマー微粒子の合成と粒子径・形状制御 オンライン
2024/12/6 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 東京都 会場
2024/12/9 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2024/12/9 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2024/12/9 高分子材料の末端基・構造解析テクニック オンライン
2024/12/10 樹脂部品の特性と材料費/加工費/型費の概算法から検図法まで学ぶ超実務設計 オンライン
2024/12/10 フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化 オンライン
2024/12/10 高分子材料の劣化・変色技術の基礎と防止処方技術 オンライン
2024/12/11 低誘電特性樹脂の技術開発動向と設計手法 オンライン
2024/12/11 セラミックグリーンシート成形技術の総合知識 オンライン
2024/12/11 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2024/12/11 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/12/13 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/13 高分子絶縁材料の劣化・絶縁破壊メカニズムと計測・データ解釈法 オンライン
2024/12/13 エポキシ樹脂の基礎、硬化剤との反応および副資材による機能化 オンライン
2024/12/16 架橋剤を使うための総合知識 オンライン

関連する出版物