技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国内外における食品包装規制の最新動向と求められる対応

Zoomを使ったライブ配信セミナー

国内外における食品包装規制の最新動向と求められる対応

~欧州、米国、中国、豪州、東南アジア、南米、中近東および日本の最新情報を提供~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、欧州・米国・中国・豪州・東南アジア・南米・中近東・日本を中心に海外・国内の食品包装規制の動向と、企業がどのような対応をすべきか指針を示します。

開催日

  • 2021年4月15日(木) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 容器包装・プラスチックの規制動向に関心のある担当者、担当者
  • 米国・欧州・中国等の最新の食品・容器包装材料規制について知りたい方

プログラム

 欧州では2011年5月1日食品包装材料への新たな規則 (プラスチック規則:PIM) が施行され欧州委員会は4つのガイダンスを策定している。また欧州委員会は食品接触材料枠組み規則改正に向け検討を開始した。中国では2016年10月19日食品接触材料及び製品用添加剤使用標準GB9685年〜2016年が公布された。同時にプラスチック樹脂・材料・成形品、紙・板紙、金属、コーティング、ゴムなど多くの国家標準が公布された。また2011年5月23日新規物質申請受理規定が公布され、認可予定の新規物質が順次公表されている。輸入食品接触製品には通関前の事前申請認可登録制度が設定されている。
 こうした海外の動きにより国内では2018年6月13日PL制度導入を含む改正食品衛生法が公布された。またこの間プラスチックの環境問題が社会問題化している。欧州では使い捨て型プラスチック制限指令が事実上決定し、またマイクロプラスチックの制限規則案が公表されている。本講演では、こうした国内外の最新状況を紹介し企業が必要とする対応を明らかにする。

  1. はじめに
  2. 欧州
    1. プラスチック施行規則 (PIM)
    2. 欧州委員会3つのPIMガイダンス (案)
      • PIM全体
      • サプライチェーンの情報伝達
      • 移行のモデル化
      • 適合試験
    3. EFSAプラスチック以外の食品接触材料
      (コーティング剤・色材・印刷インキなど) の報告書とリスト
    4. 欧州委員会プラスチック以外の規制管理のためのロードマップ
    5. 印刷インキ規制にむけた動き
  3. 米国
    1. 食品申請認可 (FAP) 制度
    2. 食品接触届出 (FCN) 制度
    3. 食品安全近代化法
  4. 中国
    1. 食品接触材料及び成形品用添加剤使用標準GB9685-2016
    2. 食品接触材料関連国家標準
      • プラスチック樹脂・材料・成形品
      • 紙・板紙
      • 金属
      • コーティング
      • ゴム
    3. 食品関連製品新品種申請受理規定と行政許可管理規定
    4. 輸入食品接触製品の申請認可登録制度
  5. オーストラリア/NZ、ASEAN、南米、中近東
  6. 国内
    1. 食品用器具・容器包装の規制の在り方に関する検討会取りまとめ
    2. 改正食品衛生法の関連条文
    3. 食品用器具・容器包装の規制の在り方に関する技術検討会と審議会部会
    4. 食品安全委員会器具,容器包装専門調査会の食品健康影響評価指針 (案)
    5. 衛生協議会の自主規格
    6. 食品接触材料管理制度推進に向けた準備委員会と運営主体
  7. プラスチックの環境問題
    1. 国連持続可能な開発目標 (SDGs) とG7サミット海洋プラスチック憲章
    2. 欧州委員会循環型経済パッケージと改正廃棄物指令,プラスチック戦略
    3. 欧州閣僚理事会使い捨て型プラスチック製品制限指令 (案) 最終統合テキスト
    4. 欧州ECHAマイクロプラスチック制限規則 (案) 公表
    5. 第4次循環型社会形成推進基本計画とプラスチック資源循環戦略
  8. おわりに
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/9 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2025/1/10 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/17 食品賞味期限・消費期限設定の基本と実践 オンライン
2025/1/22 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/23 ISO11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 オンライン
2025/1/23 サーキュラーエコノミーに向けた包装設計および「紙化」への期待と課題 オンライン
2025/1/24 プラスチック射出成形過程の可視化とソリ変形予測技術 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/28 車載用プラスチック材料や成形法の基礎から最新活用法まで オンライン
2025/1/28 脱炭素と循環型経済社会の実現に向けたプラスチックリサイクルの課題と展望 オンライン
2025/1/29 改正食品衛生法とPL制度の概要 オンライン
2025/1/29 サーキュラーエコノミーに向けた包装設計および「紙化」への期待と課題 オンライン
2025/1/29 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/1/29 食品賞味期限・消費期限設定の基本と実践 オンライン
2025/1/30 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/1/30 プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向 オンライン
2025/1/31 国内外における食品包装の法規制と実務対応のポイント オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/4 改正食品衛生法とPL制度の概要 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/15 欧州のリサイクル 総合分析
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/11/21 食品添加物
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略