技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

信頼性加速試験の進め方とその留意点

Zoomを使ったライブ配信対応セミナー

信頼性加速試験の進め方とその留意点

オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、技術者・管理者を対象に、効率的な開発に役立てるための加速試験及び寿命予測の考え方、加速の条件や注意点について、基本的な予測モデルやデータ解析方法等を実習を交えて紹介いたします。
また、信頼性加速試験の国際規格 (IEC62506) について制定にかかわった立場から、IEC62506の概要を解説いたします。

開催日

  • 2021年4月8日(木) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 加速試験の基本
  • 加速試験の活用方法
  • 寿命データの解析方法
  • 寿命データのサンプル数

プログラム

 新製品開発において「加速試験の活用」は大変魅力的なフレーズです。確かに不具合が早く分れば、すぐに手直し出来ますが、それだけで高い信頼性の製品ができるわけではありません。不具合を「見つけて治す」だけで、効率よく製品開発をすることはできないのです。信頼性加速試験や寿命予測は、単に試験時間を短くする・寿命を正確に言い当てる手法ではなく、故障解析など自社のノウハウや信頼性モデルを活用して、短期間に信頼性を改善して効率的な新製品開発を実現するものです。
 この講座では、技術者・管理者を対象に、効率的な開発に役立てるための加速試験及び寿命予測の考え方、加速の条件や注意点について、基本的な予測モデルやデータ解析方法等を実習を交えて紹介します。また信頼性加速試験の国際規格 (IEC62506) についても制定にかかわった立場から、概要を解説しますので、その活用の体系的な理解を深めることができます。

  1. 品質保証と信頼性
    1. 企業競争力と品質保証
    2. 時間依存の品質、ディペンダビリティ (総合信頼性) の特徴
    3. 信頼性の基礎概念と信頼性データの特徴
  2. 信頼性をどうつくるか
    1. 信頼性の設計・評価と試験の役割
    2. 最小の試験規模とサンプル数の決め方 (演習)
    3. 信頼性データの解析 (ワイブル解析 実習付き)
    4. 解析結果から何が分かるか
    5. 定型的な信頼性試験と非定型の試験のメリットディメリット
  3. 加速試験の基本と体系的な理解
    1. 信頼性試験/加速試験の種類と実施上の注意
    2. 信頼性試験の役割と加速試験の位置づけ
    3. 定量的/定性的という2つの加速試験と製品開発
    4. 加速試験のメリットと限界、運営上の注意点
    5. タイプ別の加速試験と実施時期
  4. 加速試験の種類と注意点
    1. 信頼性予測と狙い
    2. 加速のモデル (数理的なモデルと故障物理モデル)
    3. 故障物理モデルと予測への活用 (アレニウス、SSモデル他) (演習)
    4. 加速の条件と加速試験での注意
  5. 加速試験の進め方の実際とコツ
    1. 加速試験の実施タイミング
    2. 機器の加速試験と部品・材料の加速試験の共通点と相違点
    3. 加速試験の準備と支援情報
    4. 実施上のポイント・勘どころ
    5. 加速試験結果の活用 (演習)
    6. 加速試験のメリットと限界とマネジメントの注意点
      • 信頼性加速試験の国際規格 (IEC62506) の概要
      • 国際規格のメリット・ディメリット
      • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 信頼性・安全を確保するための加速試験の進め方とワイブル解析 オンライン
2024/11/25 FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/27 なぜなぜ分析の実践 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/29 検査員の意識改革と検査業務改善の進め方 東京都 オンライン
2024/12/4 FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 オンライン
2024/12/4 はんだ実装技術と周辺技術のおさえどころと主要な故障・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/4 ISO9001:2015から化粧品GMP、ISO22716への適応、および原料に関するEFfCI GMP、一次容器に関するISO15378の要求の理解 オンライン
2024/12/5 故障を引き起こす物理化学的故障メカニズム30 オンライン
2024/12/5 信頼性試験と故障解析の理論と実践 オンライン
2024/12/5 ヒューマンエラーから脱却するための「人間重視のヒューマンエラー防止法」 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 不良ゼロへのアプローチ: 発生メカニズムと具体的な対策 オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/6 実践疲労強度設計 オンライン
2024/12/9 品質機能展開 (QFD) ・FMEA・DRBFMの効果的な進め方と実践検討 オンライン
2024/12/9 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/12/11 はじめての品質対応 / なんとか改善したい品質対応…5つのポイント オンライン
2024/12/11 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン