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伝熱の基礎と電子機器の放熱・冷却技術

Zoomを使ったライブ配信セミナー

伝熱の基礎と電子機器の放熱・冷却技術

~熱抵抗の概念を用いた熱設計技術~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、伝熱の基礎と熱抵抗の概念、熱設計の際に避けて通れない熱電対や放射温度計などを用いた温度計測まで分かりやすく説明いたします。

開催日

  • 2021年2月19日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 伝熱工学の基礎知識
  • 熱抵抗と熱回路の概念
  • 放熱、冷却の効率的な考え方
  • 熱電対などの温度計測の注意点

プログラム

 本講座では、電子機器の放熱・冷却を考える際に重要となる、伝熱の基礎と熱抵抗の概念をわかりやすく解説します。熱抵抗の概念を知ることで、四則演算を基本とした簡単な計算で機器の温度上昇を求めることが可能となり、さらに温度上昇を抑えるためのポイントを把握することができます。演習問題なども交えながら、実際に手を動かして計算し、実践に使える知識の習得を目指します。複雑な機器を対象とした簡易熱設計 (熱回路網法) を、一般的な表計算ソフトで行う方法も解説します。
 また、機器の熱設計の際に避けて通れない、熱電対や放射温度計などを用いた温度計測の基礎と注意点も簡潔に解説します。熱電対や放射温度計は、適切に利用しないと大きな誤差をもたらします。できるだけ正確な温度を計測するためにはどうすべきか、ポイントを絞って説明します。

  1. 伝熱の基礎
    1. 熱伝導
    2. 対流熱伝達
    3. 輻射
  2. 熱抵抗の基礎
    1. 熱抵抗の概念
    2. 熱伝導の熱抵抗
    3. 対流熱伝達の熱抵抗
    4. 輻射の熱抵抗
  3. 熱抵抗の応用
    1. 熱抵抗のつなげ方
    2. 熱抵抗の低減方法
  4. 熱回路網法
    1. 熱回路の基本法則
    2. 表計算ソフトを利用した熱回路網法の解き方
    3. 表計算ソフトを利用した熱回路解析の実践
  5. 温度計測など
    1. 熱電対の基礎とポイント
    2. 放射温度計の基礎とポイント
    3. 熱伝導率計測の基礎とポイント
  6. 最新トピックスの紹介

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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