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実践 電子機器の故障未然防止と故障解析

Zoomを使ったライブ配信セミナー

実践 電子機器の故障未然防止と故障解析

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、故障に関する基礎知識と実際に行われている未然防止法と故障解析を、多くの事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2021年2月17日(水) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 電子デバイスの品質・信頼性担当者
  • 調達品の品質試験担当者

修得知識

  • 信頼性の基礎
  • 電子デバイスの実践的な信頼性評価技術
  • 最適な評価方法の選定
  • 電子デバイスの評価事例

プログラム

 電子機器・部品の品質、信頼性は国内産業を支えとなっているが、これを達成するために企業では故障の未然防止や故障解析に大変な努力をしている。しかしながら、この技術の習得は一朝一夕にはできず、新規参入の企業や技術者にとって頭の痛い問題である。
 この技術を早期に習得するためには故障に関するモデルやメカニズムの理解により経験を補うことと、実際に行われている未然防止法 (信頼性の作りこみ) 、評価・解析法、および信頼性試験を把握し、適用することが重要である。
 以上のことから、本セミナーでは故障に関する基礎知識と実際に行われている未然防止法と故障解析を、事例を多く用いて、初級者にも理解しやすいように説明する。

  1. 故障メカニズム
    1. 実際に発生する市場故障の真の要因
      1. 故障期による故障モード
    2. 部品に関する故障メカニズム
      1. 半導体デバイスの動作原理・構造・故障メカニズム
      2. 実装基板の故障メカニズム
    3. ストレスによる故障メカニズム
      1. 市場で受けるストレスの種類
      2. 温度ストレスによる劣化
      3. 温湿度ストレスによる劣化
      4. 温度急変ストレスによる劣化
      5. 機械的ストレスによる劣化破壊
      6. 外乱ノイズによる破壊、誤動作 (EOS事例)
  2. 未然防止
    1. 製品における信頼性の作りこみ
    2. 部品採用に関するポイント
      1. 部品メーカの信頼性の作り込み
      2. 適切な部品調達法
      3. 部品選定のための評価
      4. 良品解析事例
  3. 製品保証のための信頼性評価
    1. ユーザからの要求事項
    2. 一般の信頼性試験
    3. 屋外など特殊環境試験
    4. 寿命推定
    5. 規格
  4. 市場故障に対する故障解析 (電子機器から部品まで)
    1. 電子機器メーカが行う故障解析の目的
    2. 電子機器メーカが行う故障解析の流れ
    3. ロックイン発熱解析を用いた故障解析
    4. 部品メーカ (半導体メーカ) が行う故障解析
    5. 解析事例

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 50,600円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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