技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

触媒プロセス開発

Zoomを使ったライブ配信セミナー

触媒プロセス開発

~ラボからスケールアップ、定量的な取り扱い~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、触媒化学の基礎的事項と具体的な応用例について解説いたいます。

開催日

  • 2020年11月19日(木) 10時30分16時30分

修得知識

  • 触媒物性・活性の定量的な評価方法
  • 反応速度測定方法とそれを用いた反応速度式の構築
  • 実用サイズの触媒有効係数の求め方
  • 触媒の劣化の評価とその定式化・寿命推定
  • 実プラント反応器の基本設計
  • ExcelやPythonを用いた具体的な計算方法

プログラム

 触媒は化学品の製造に極めて大きな役割を果たしており、そのラボでの開発から企業化に至るスケールアップについて、プロセス・反応器設計のための活性試験・物性評価・反応速度式構築・寿命評価などの定量的な取扱方法を提供する。

  1. 工業触媒の基礎
    1. 触媒 (プロセス) 開発の流れ
    2. 触媒の種類と特徴
    3. 触媒の活性成分・ミクロ/マクロ構造と機能
    4. 触媒評価方法
  2. 触媒反応工学の基礎
    1. 化学反応・反応器の分類
    2. 触媒反応速度の定義と基本反応速度式
    3. 反応器の設計方程式
  3. 触媒活性試験と反応速度解析
    1. 回分反応
    2. 連続槽型反応
    3. 管型反応
  4. 反応速度解析の実例
    1. エステル交換
    2. メタクロレイン気相酸化
    3. 気相脱水縮合
    4. 液相付加反応
    5. 気相水素化 (メタネーション)
  5. 触媒有効係数
    1. 基礎理論
    2. 実用触媒への展開
    3. 解析実例
  6. 触媒劣化
    1. 触媒劣化要因と対策
    2. 劣化の解析と折り込んだ設計
  7. 触媒プロセス開発実例
    1. エチレンイミン
    2. エタノールアミン
  8. 反応器設計
    1. 連続槽型反応器
    2. 管型反応器
    3. 半回分反応
  9. 実用触媒の製造
  10. 触媒研究の動向
    • 質疑応答

講師

  • 常木 英昭
    早稲田大学 理工学術院 総合研究所
    客員上級研究員 (研究院客員教授)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/31 接着・接合メカニズムと界面評価、寿命予測 オンライン
2025/7/31 センサから取得した時系列データの処理・解析技術と機械学習の適用 オンライン
2025/7/31 Pythonを利用したデータ分析の基礎講座 オンライン
2025/8/1 乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策 オンライン
2025/8/5 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/6 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2025/8/6 管理図 オンライン
2025/8/8 化学プロセスのスケールアップのための化工計算入門 オンライン
2025/8/8 機械学習による適応的実験計画 オンライン
2025/8/8 化学プロセスにおけるスケールアップとトラブル対応 オンライン
2025/8/8 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法 オンライン
2025/8/12 Pythonによる化学プロセス設計の基礎と活用 オンライン
2025/8/18 化学プロセスにおけるスケールアップとトラブル対応 オンライン
2025/8/18 非統計家への分析法バリデーションに必要となる統計解析の基礎と実践 オンライン
2025/8/18 攪拌プロセスの予測・計算の進め方、その応用 オンライン
2025/8/18 化学プロセスにおけるラボからのスケールアップ (反応・攪拌・晶析・濾過・乾燥・粉砕・工程別) の基礎と事例集 オンライン
2025/8/19 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/8/19 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/8/19 ChatGPTを使ったPythonプログラミングの実践講座 オンライン
2025/8/20 分離工学の基礎と装置設計法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/7/7 光触媒膜〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 化学業界30社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 化学業界30社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/2/28 マイクロ波の工業応用 事例集
2024/5/30 世界の次世代触媒 最新業界レポート (後編)
2024/5/15 世界の次世代触媒 最新業界レポート (前編)
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2023/3/10 メタンと二酸化炭素
2022/8/2 カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品
2022/2/28 撹拌装置の設計とスケールアップ
2022/2/26 カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/4/20 触媒からみる炭素循環 (カーボンリサイクル) 技術 2021
2020/11/30 触媒の劣化対策、長寿命化
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2017/9/29 触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略
2016/3/25 初心者のためのPHREEQCによる反応解析入門
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)