技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エコシステム&アライアンス・M&A戦略の構想・策定のポイント

研究開発・技術部門が仕掛ける事業・成長戦略

エコシステム&アライアンス・M&A戦略の構想・策定のポイント

~異業種やスタートアップとの連携により、事業レバレッジを行い圧倒的な競争力を得る~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、未来について考える手法である「シナリオプランニング」を活用して、未来のシナリオを複数構想し、市場・製品・事業ロードマップを策定するための方法を詳解いたします。

開催日

  • 2019年8月26日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

 AIやIoTといった新技術の登場やグローバル競争の激化により、製造業を取り巻く事業環境変化はますます厳しさを増しています。しかし、厳しく先の読めない事業環境変化の中であっても財務的成果を出し続けることが企業には求められています。エンジニアも開発だけしていてよい時代は終わり、そこへの貢献が強く求められてきます。
 事業環境変化を把握しつつも、行動しながら考え、社内・社外のリソースを活用していくダイナミックさが必要となっています。
 「エコシステム」や「オープン・イノベーション」というキーワードを頻繁に聞くようになっていますが、具体的にどのようにすれば自社の強みを活かした戦略・ビジネスモデルは構想・実行できるでしょうか。実際には相手先まかせであったり、社内の体制・スキル人材の不足などの理由から、成功確率が極めて低いのが実際でしょう。
 当セミナーでは、18年以上の大企業向け新規事業開発・R&D戦略コンサルティングと工学系スタートアップ支援・投資の最前線の経験をもとに、アライアンス・M&Aやエコシステムを活用した戦略発想・策定の成功のポイントを具体的に理解していただくことを目的とします。直近トレンドとなっている、事業会社とスタートアップ企業 (ベンチャー企業) との連携のポイントについてもご紹介します。

  1. 生産財メーカーの戦略構想の基本
    • 高収益の生産材メーカーの事例からポイントを学ぶ
    • エンジニアがビジネス知識としてまず押さえるマーケティングのポイント
    • 製品アーキテクチャとビジネスモデルを一緒に考える
    • オープン&クローズ戦略の2つの切り口
      • 製品アーキテクチャからみたオープン&クローズ
      • エンジニアリングチェーンからみたオープン&クローズ
  2. エコシステム戦略とは
    • エコシステム戦略とは ~自社を軸にしたビジネス生態系をしかける~
    • エコシステム構築のための3つのポイント
    • エコシステムの成功事例・失敗事例 ~アマゾン、ミシュラン、アーム など~
    • エコシステムレベルの競争戦略とは
  3. エコシステム戦略の策定の流れ
    • ステップ1.戦略検討の範囲の選択
    • ステップ2.戦略仮説想定
    • ステップ3.事業環境分析
    • ステップ4.全体アーキテクチャ設計とビジネスモデル構想
    • ステップ5.市場・技術・事業のロードマップの想定
    • ステップ6.個別戦略の検討、実行計画の立案
  4. アライアンス・M&Aとは
    • アライアンスとM&Aとの違い
    • アライアンス・M&Aの体系 ~資本提携、業務提携~
    • アライアンス・M&A戦略発想のための様々な切り口
    • アライアンス・M&Aの成功のポイント ~競争力のある戦略構想、適切な契約設計、PMIにおける実行力~
  5. アライアンス・M&Aの実践ステップ
    • ステップ1.アライアンス・M&Aを活用した事業戦略の構想
    • ステップ2.アライアンス・M&A候補企業のソーシング
    • ステップ3.デューデリジェンス (事業、技術、法務、財務) と事業戦略バリューアップ
    • ステップ4.契約提携
    • ステップ5.戦略実行 (PMI)
  6. 事業会社とスタートアップとの連携を成功させるには
    • 事業会社とスタートアップとの連携事例
    • 事業会社とスタートアップの違いを互いに理解し、シナジーを出す ~10のポイント~
    • 事業会社、スタートアップ、ベンチャーキャピタルの関係性 ~イノベーション・エコシステム~
    • ソーシングにおけるスタートアップの評価視点
    • 事業会社とスタートアップの連携パターン
    • カーブアウト・ベンチャーの成功のポイント
  7. 参考資料
    • コンソーシアムの仕掛け方
    • 海外M&Aのポイント ~PMIにおける成功要因~
    • 質疑応答

講師

東京大学協創プラットフォーム開発 株式会社 事業開発部 パートナー

略歴

  • 1995年 東京大学 大学院工学系研究科材料学専攻修士課程修了
  • 1996年 東京大学先端科学技術研究センター 研究生
  • 1998年 米カーネギーメロン大学 技術政策学部修士課程修了
  • 1999年〜2010年 戦略系コンサルティング会社 コンサルタント
  • 2011年〜2018年3月 戦略系コンサルティング会社 取締役
  • 2018年4月~ 東京大学協創プラットフォーム開発 株式会社 事業開発部 部長

おもな専門分野・研究分野

  • 生産財メーカーにおける事業・技術戦略策定・実行
  • エンジニア向けビジネス教育、イノベーター育成
  • 工学分野における研究開発型スタートアップ支援、投資

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/26 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/4/26 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/10 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/14 研究・実験データ収集、管理への仕組み作りと蓄積データの活用 オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 企業間データ連携の推進・課題と材料開発への活用 会場
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/22 新価値創造のための技術棚卸の進め方と戦略的技術マネジメント オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法 オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン