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国内外における食品包装規制の最新動向と求められる対応

国内外における食品包装規制の最新動向と求められる対応

~欧州、米国、中国、豪州、東南アジア、南米、中近東および日本の最新情報を提供~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、欧州・米国・中国・豪州・東南アジア・南米・中近東・日本を中心に海外・国内の食品包装規制の動向と、企業がどのような対応をすべきか指針を示します。

開催日

  • 2019年5月23日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 容器包装・プラスチックの規制動向に関心のある担当者、担当者
  • 米国・欧州・中国等の最新の食品・容器包装材料規制について知りたい方

プログラム

 欧州では2011年5月1日食品包装材料への新たな規則 (プラスチック規則:PIM) が施行され欧州委員会は4つのガイダンスを策定している。また欧州委員会は食品接触材料枠組み規則改正に向け検討を開始した。中国では2016年10月19日食品接触材料及び製品用添加剤使用標準GB9685年〜2016年が公布された。同時にプラスチック樹脂・材料・成形品、紙・板紙、金属、コーティング、ゴムなど多くの国家標準が公布された。また2011年5月23日新規物質申請受理規定が公布され、認可予定の新規物質が順次公表されている。輸入食品接触製品には通関前の事前申請認可登録制度が設定されている。
 こうした海外の動きにより国内では2018年6月13日PL制度導入を含む改正食品衛生法が公布された。またこの間プラスチックの環境問題が社会問題化している。欧州では使い捨て型プラスチック制限指令が事実上決定し、またマイクロプラスチックの制限規則案が公表されている。本講演では、こうした国内外の最新状況を紹介し企業が必要とする対応を明らかにする。

  1. はじめに
  2. 欧州
    1. プラスチック施行規則 (PIM)
    2. 欧州委員会3つのPIMガイダンス (案)
      • PIM全体
      • サプライチェーンの情報伝達
      • 移行のモデル化
      • 適合試験
    3. EFSAプラスチック以外の食品接触材料の報告書とリスト
      • コーティング剤
      • 色材
      • 印刷インキなど
    4. 欧州委員会プラスチック以外の規制管理のためのロードマップ
    5. 印刷インキ規制にむけた動き
  3. 米国
    1. 食品申請認可 (FAP) 制度
    2. 食品接触届出 (FCN) 制度
    3. 食品安全近代化法
  4. 中国
    1. 食品接触材料及び成形品用添加剤使用標準GB9685年〜2016年
    2. 食品接触材料関連国家標準
      • プラスチック樹脂
      • 材料
      • 成形品
      • 板紙
      • 金属
      • コーティング
      • ゴム
    3. 食品関連製品新品種申請受理規定と行政許可管理規定
    4. 輸入食品接触製品の申請認可登録制度
  5. オーストラリア/NZ、ASEAN、南米、中近東
  6. 国内
    1. 食品用器具・容器包装の規制の在り方に関する検討会取りまとめ
    2. 改正食品衛生法の関連条文
    3. 食品用器具・容器包装の規制の在り方に関する技術検討会と審議会部会
    4. 食品安全委員会器具,容器包装専門調査会の食品健康影響評価指針 (案)
    5. 衛生協議会の自主規格
    6. 食品接触材料管理制度推進に向けた準備委員会と運営主体
  7. プラスチックの環境問題
    1. 国連持続可能な開発目標 (SDGs) とG7サミット海洋プラスチック憲章
    2. 欧州委員会循環型経済パッケージと改正廃棄物指令,プラスチック戦略
    3. 欧州閣僚理事会使い捨て型プラスチック製品制限指令 (案) 最終統合テキスト
    4. 欧州ECHAマイクロプラスチック制限規則 (案) 公表
    5. 第4次循環型社会形成推進基本計画とプラスチック資源循環戦略
  8. おわりに
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第2研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

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