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AI (人工知能) とデータに関する知的財産の取り扱いと契約の実務

AI (人工知能) とデータに関する知的財産の取り扱いと契約の実務

~学習済みモデルの権利関係、学習用データの取り扱い、AIが生成する成果物、AIによる第三者知的財産の侵害など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、機械学習関連事業・人工知能開発に係る知的財産におけるリスクと未然防止について、AIデータ契約ガイドライン検討会 委員が詳解いたします。

開催日

  • 2019年3月19日(火) 10時00分17時00分

修得知識

  • 学習済みモデルの権利関係
  • 学習用データの取り扱い
  • AIが生成する成果物
  • AIによる第三者知的財産の侵害

プログラム

 現在、AIの開発・利用が盛んに行われていますが、AIは従来のコンピュータ・プログラムと異なる特徴を持ってい るため、AIの開発・利用にあたって、その特徴を把握せずに、従来どおりの取扱いをしていては、契約交渉がうまく進まなかっ たり、十分に自社の権利が保護されないリスクがあります。 また、AIの開発・利用には、データが必要なことが多く、データの重 要性がますます認識されつつありますが、データについても、その特徴に即した正しい法的な知識がないと、自社の権利が保 護されないことや、色々なトラブルが生じる可能性が高まることは言うまでもありません。
 本セミナーでは、AIとデータに関し て、主に知的財産の問題を中心に、法的問題点、対応方法、契約実務について解説します。

  1. AI・データについての知財戦略
  2. AIに関する知的財産権の取扱い
    1. AIと知的財産権
      • 著作権法
      • 特許権法
    2. 学習済みモデルの取扱い方法
    3. 学習用データの取扱い方法
      • 2018年改正著作権の解説
    4. AI生成物の知的財産権
  3. AIの開発の契約実務
    1. AI開発にあたり良く問題となる事項
    2. AI・データの利用に関する契約ガイドライン (AI編) の解説
    3. OSSの利用についての留意点
  4. データに関する知的財産権の取扱い
    1. データの特徴
    2. データの法体系
    3. データの知的財産
      • 契約法
      • 不正競争防止法 (2018年改正法を含む)
      • 著作権法
      • 特許権法
  5. データ取引の契約実務
    1. データ取引にあたり良く問題となる事項
    2. AI・データの利用に関する契約ガイドライン (データ編) の解説
    • 質疑応答

講師

  • 福岡 真之介
    西村あさひ法律事務所
    パートナー弁護士 / ニューヨーク州弁護士

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
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