技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

薬機法違反にならない訴求力のある広告表現

薬機法違反にならない訴求力のある広告表現

~健康食品・機能性表示食品・トクホ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年3月18日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 健康食品広告における薬機法、景品表示法の規制
  • 新制度、機能性表示食品とは何か? トクホとの違い
  • 健康食品の広告事例と違反事例 ~ ダイエット、認知機能、ひざ関節など

プログラム

第1部. 2019年薬機法改正で変わる健康食品広告とその対応方法

 2015年4月に、機能性表示食品制度が始まり、一切の効果効能を広告できなかった
健康食品が、エビデンス (科学的根拠) があれば、その機能性をうたえることになりました。2018年12月で、1600件以上の機能性表示食品の届出が受理されており、27年以上の歴史のあるトクホの1083件を大幅に超え、時代は、機能性表示食品を中心に動いています。
 その一方で、景品表示法による健食広告の取り締まり強化に加え、2019年は、薬機法の改正が予定されており、機能性表示食品でない、一般健食の不正広告の取締りがさらに強化されます。
 健康食品の企画、開発、販売にかかわる方、機能性素材の研究をしている学術の方は、是非、ご参加ください。

  1. はじめに
  2. 健康食品を取り巻く法規制
    • 薬機法と景品表示法の違い
  3. 機能性表示食品とは?
    • 制度の概要
    • 最新の届出状況
    • 問題点と課題
  4. OK広告、NG広告
    • ダイエット
    • 認知機能
    • ひざ関節など
  5. 次世代の広告モデル

第2部. 薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない広告戦略とコピーライティング

 ますます厳しさを増す食品の機能性に関する広告規制に、昨今大きな変化が起きている。広告表示に関して、行政からの指導だけでなく課徴金の支払いや、消費者団体からのクレームに繋がるなど、広告表示が大きなリスクを伴う時代に突入している。
 いま事業者に求められていることは、どのような広告表現をすれば薬事関連法規に抵触しなくなるのか、といったミクロな視点の広告手法だけではなく、そもそも措置命令につながらない考え方とは何か、といったマクロな視点で広告・販売に関する戦略を持っているかどうかが、非常に重要となっている。
 これから来る健康食品3.0の新時代においては、健康関連食品の販売は、市場も大きくなると同時に、より淘汰が加速していくのは避けられない。消費者への誤認を与えず、行政からの取り締まりを受けず、いかに長期に渡り、売上UPにつなげていくのか。そのために知っておくべき薬事関連法規 (薬機法、景品表示法、健康増進法など) の本質について本セミナーで説明する。
 具体的には、「健康食品の広告の措置命令が多いのはなぜか?」「広告におけるグレーゾーンとは?」「エビデンスがあれば、何でも表現できるのか?」「法律に抵触せずに商品の魅力を伝える方法とは?」「措置命令を受けた事例に共通することは?」「広告がうまくいった事例のポイントは?」など、事業者が健康関連食品を広告する上で必ず疑問に上がってくるポイントを、細かく丁寧に解説していく。
 健康食品や機能性表示食品、トクホなど、食品の機能性表示に関わる全ての事業者にとって有益な情報を提供するので、興味がある方には是非ご参加ください。

  1. はじめに
    1. なぜ、健康食品の規制は厳しくなり続けるのか?
    2. 機能性表示食品と健康食品3.0時代の到来
  2. 規制が厳しい状況下での広告戦略とは
    1. 広告と戦略、どちらを重要視するべきか?
    2. 消費者は何を求めて健康食品を購入するのか?
    3. 広告における消費者教育の重要性
    4. 競合他社だけじゃない健康食品の本当のライバル
    5. 広告に落とし込むときの注意点
    6. 戦略から広告への展開がうまくいった事例
  3. 法律に抵触せずに商品の魅力を伝える方法
    1. その商品の本当の魅力は何か?
    2. その商品は、消費者の何を解決するのか?
    3. 売れる広告作成のポイント
    4. 売れている健康食品の広告術とは
  4. 広告表現のグレーゾーン
    1. グレーゾーンの定義とは
    2. グレーゾーンの落とし穴 (グレーゾーンの時代性)
    3. グレーゾーンと措置命令の関係
  5. 措置命令・行政処分について
    1. 健康食品の広告の措置命令が多い本当の理由
    2. 措置命令・薬機法違反の歴史
    3. 健康食品・機能性表示食品・トクホの違反事例
    4. 痩身効果をうたった違反事例に共通する内容とは
    5. 「打消し表示に関する実態調査報告書」が公表された意味とは
    6. 最新の措置命令・薬機法違反事例のトレンドは
    7. 健康増進法違反と景品表示法違反の違いとは
  6. 広告表現とエビデンス
    1. エビデンスの重要性が増しているのはなぜか?
    2. エビデンスがあれば、機能性表示食品の届出は必要ないのか?
    3. エビデンスがあれば、何でも表現可能なのか?
    4. エビデンスの枠を超えた表現方法とは
  7. 最後に
    1. 広告規制は、これからどうなっていくのか?
    2. 健康食品3.0の新時代を生き抜くために

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9階 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/14 入門者のための基本から学ぶGMP オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/15 エネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 農業・食関連産業のDX実現に向けた政策 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 誘電エラストマの最新技術 (基礎を含む) 及び最新応用事例について オンライン
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/21 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/23 化粧品における薬機法・景品表示法・公正競争規約の留意点 オンライン
2024/5/23 技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法 オンライン
2024/5/24 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/5/27 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2024/5/27 新規事業・研究開発テーマ企画の心得と戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/10 生理用ナプキン 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/25 入浴剤 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/25 入浴剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/28 新・機能性表示制度への準備
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/6/5 国際基準「JCI認証」取得の実際と検証
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/9/4 食と健康の高安全化
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック