技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータ化システムバリデーションの実施法 2日間講座

リスクベースによる緩急をつけた

コンピュータ化システムバリデーションの実施法 2日間講座

~力の入れ所、簡素化する所、データインテグリティ実務対応速習~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年2月14日(木) 10時30分 10時00分
  • 2019年2月15日(金) 10時30分 16時00分

受講対象者

  • CSVに関連する部門の方
    • 製造 製造技術 エンジニアリング IT
    • CMC 製剤研究 分析研究 非臨床研究
    • QC QA 薬事監査 (社内監査、委託先監査)
    • システム供給者、装置供給者、機器供給者
    • システムハウス、エンジニアリング会社、ゼネコン
  • CSVやデータインテグリティをゼロベースで習得する必要のある方
  • 知識をブラッシュアップしたい方

プログラム

以下の様な話しを良く耳にする。

  • CSV対応の装置を開発することになったが、供給者として行うべきことが判らない
  • CSV対応の装置を導入することになったが、ユーザーとして行うべきことが判らない
  • 装置メーカがCSVに尻込みしてしまい、CSV対応してくれない
  • コンピュータの知識や経験もないのにCSV担当にされてしまった
  • 社内CSV規定の判らないところを教えてくれる人がいない
  • 社内にERESポリシーがあるが、何をすればよいか判らない
  • 適正管理ガイドラインを読んだが、FS、DSに何を書けばよいか判らない
  • カテゴリ3/4の判定が人により異なる
  • FDA査察を予定しているが、GAMP5に適合したCSVが必要か
  • GAMP5と適正管理ガイドラインのどちらを優先させれば良いのか
  • 当局査察においてどのようなことがCSV不適合となるのか
  • これまでのCSV記録が査察指摘を受けないか心配
  • 装置にPLCが組み込まれているがCSV方法がわからない
  • 制御盤にPLCを組み込むが、カテゴリ5のCSVが必要か
  • 制御盤にPLCを組み込むが、FSとDSに何を書けばよいのか
  • 制御盤に色々な機器が実装されるが、CSV方法が判らない
  • ベンダーにCSVをお願いしたが、社内CSV規定とやり方がちがうがそれでよいのか
  • ベンダーの作法によるCSVの記録が査察において指摘されないか心配
  • ERES指針やPart 11は理解できたが、実システムにおける対応方法が判らない
  • データインテグリティ対応が急務とのことであるが、何を行えば良いか判らない

本講座では、上記のように皆さまがお困りの点に対して以下の4部構成によりCSVの基礎から実務対応までをじっくりと理解していただく。データインテグリティについては当局査察や供給者監査において厳しい指摘が増えている。本セミナーにおいては、これだけは知っておくべきデータインテグリティのポイントに絞って速習解説を行う。

  1. 第1部 ERESとCSVの本質と基礎
    1. 電子記録と電子署名の基礎
    2. CSVの基礎
    3. リスクマネジメントのポイント
    4. 供給者監査のポイント
    5. CSV文書
    6. GAMP5のポイント
    7. コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
    8. 適正管理ガイドラインの当局査察方法
    9. FDAウォーニングレターに見るCSV指摘
    10. FDA Part11
    11. PIC/S Annex 11
    12. PIC/Sのコンピュータ要件
  2. 第2部 事例研究
    1. 市販標準製品のDQ、IQ、OQ、PQ
    2. コンピュータ組込機器
    3. エクセルスプレッドシート
    4. PLC組込機器
  3. 第3部 データインテグリティ速習
    • データインテグリティ対応のポイントを、標準テキストから抜粋して説明する。
      1. データインテグリティとは
      2. FDAの査察指摘
        • ラボにおける指摘
        • 製造における指摘
        • 国内における指摘
      3. PMDAのデータインテグリティ指摘動向
      4. 250件のFDA483にみるデータインテグリティ指摘トップ10
  4. 第4部 実務演習
    • 下記項目の演習を行い、講師が回答例を説明する。講師とのディスカッションをとおしCSVの「本質」と「実務ポイント」を身につけていただく。
      1. ユーザーと供給者の役割分担
      2. バリデーションアプローチ
        • システム題材:
          • 製造装置
          • 計装システム (計装制御盤)
            • PLC+ペーパーレスレコーダー+タッチパネル+デジタル調節計)
          • LIMS (ラボ情報管理システム)
          • 皆様の持ち込み事例 (時間の許す範囲で)

質疑応答

CSV/ERESやデータインテグリティに限らず、日常の業務において困っていることや疑問などにもお答えします。事前質問は大歓迎ですが、準備の都合上、可能であれば2週間前までにご提出いただけるとたすかります。

講師

  • 望月 清
    合同会社 エクスプロ・アソシエイツ
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

配布する資料

  • 「ERESとCSV」標準テキスト (400スライド)
  • 「データインテグリティ」標準テキスト (400スライド)
  • 別冊付録:データインテグリティ
    • MHRA、FDA、PIC/S、WHOの各ガイダンスの邦訳や解説など
  • 付録CD (160ファイル)
    • バリデーション計画書サンプル、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳、関連法令やガイダンス、データインテグリティの詳細資料など、160ファイル余を収載

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/27 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/2/28 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 東京都 会場・オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/14 各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定 オンライン
2025/3/17 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 オンライン
2025/3/27 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/3/27 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/3/28 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2025/3/28 試験室QCと信頼性確保を踏まえた分析法バリデーションの統計・基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/3/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2025/3/28 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2025/3/31 GMP基礎講座 (2日間) オンライン
2025/3/31 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/3/31 GMPが適用されないラボにおける封じ込めの基本事項と初期段階でのハザードアセスメント オンライン
2025/3/31 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2025/3/31 医薬品開発におけるドキュメント作成のための英文メディカルライティング入門 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)