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海洋プラスチック問題の解決に向けた生分解性樹脂の開発

海洋プラスチック問題の解決に向けた生分解性樹脂の開発

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年12月19日(水) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 米国の食品接触材料制度
  • 欧州のプラスチック規制
  • 中国の国家標準
  • 中国・韓国・台湾の食品接触製品輸入製品申請登録制度

プログラム

第1部 欧米を中心とした食品容器包装材料の規制と市場動向

(2018年12月19日 10:00〜13:00)

 食品接触材料の制度として主流になりつつあるポジティブリスト制度について、米国、欧州の制度を紹介し、最新動向としてアジアの制度を解説する。

  1. ポジティブリスト制度とネガティブリスト制度
  2. 米国
    • 食品接触材料申請登録 (FAP) 制度
    • 届出 (FCN) 制度
  3. 欧州
    • プラスチック規則 (PIM)
    • ガイドライン
    • 欧州プラスチック戦略と規制案
  4. 中国
    • 食品安全法と施行条例改正案
    • 食品安全国家標準と改正案
    • 食品接触輸入製品申請登録制度
  5. 韓国
    • 食品衛生法と輸入食品安全管理特別法
    • 器具・容器包装関連法制度の改正方針
    • 輸入器具・容器包装の申請登録制度
  6. 台湾
    • 輸入器具・容器包装の届出制度
  7. 日本
    • 食品安全基本法と食品衛生法
    • 衛生協議会の自主規格と確認証明制度
    • 食品用器具及び容器包装のPL制度化
  8. 今後の動向
    • 質疑応答

第2部 生分解性プラスチックの分解性制御と海水中での性分解性評価

(2018年12月19日 13:45〜15:15)

 生分解性プラスチックは20年以上前に注目され、多くの研究がなされましたが、さまざまな理由から普及はあまり進んでいません。しかしながら、近年、マイクロプラスチックによる海洋汚染が問題となっており、生分解性プラスチックの重要性が再認識されています。
 そこで本講演では、普及を促進させる上でのポイントと考えられる、環境中での各種因子と生分解性との関係、海水中での生分解性、生分解性の制御などについて述べたいと思います。

  1. 生分解性樹脂の現状
  2. 生分解性評価法について
    1. ラボ試験
    2. フィールド試験
  3. 環境中での生分解
    1. 土壌中での生分解
    2. 海水中での生分解
    3. 生分解性の予測
    4. 生分解性の制御
    5. 安全性
    • 質疑応答

第3部 海水で分解する生分解樹脂の開発事例

(2018年12月19日 15:30〜17:00)

  1. 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの必要性と背景
  2. 生分解性プラスチック (生物により分解するプラスチック)
  3. 生分解性発現機構
  4. 生分解性評価法
  5. 生分解性プラスチックの規格および認証
  6. 生分解性プラスチックの生分解性と構造との関係
  7. 海洋における生分解性プラスチック
  8. 生分解性プラスチック設計
    • 質疑応答

講師

  • 石動 正和
    一般社団法人 化学研究評価機構 (JCII) 食品接触材料安全センター 情報調査・広報室
    情報調査・広報室長
  • 中山 敦好
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門
    主任研究員
  • 粕谷 健一
    群馬大学 理工学府分子科学部門
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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