技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日本人によくみられる「傾向や誤り」をふまえた英文メディカルライティング入門

日本人によくみられる「傾向や誤り」をふまえた英文メディカルライティング入門

~メリハリのあるドキュメント・医学論文の作成・コツ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、論理性、簡潔性、読みやすくメリハリのある英文作成について基礎から解説いたします。
状況・文脈に応じた適切な英語表記、医学論文の構成など、英語による文書作成のノウハウを詳解いたします。

開催日

  • 2018年9月27日(木) 10時30分16時30分

修得知識

  • 論理的一貫性を担保しつつ簡潔に記述する方法
  • メリハリのある表現 (日本人によくある書きぶりの回避)
  • 科学的理解に基づいて文章作成
  • 分子構文、関係代名詞・関係副詞の効用
  • 前置詞の効用
  • 冠詞の使い方
  • 論文作成のポイント

プログラム

 製薬業界では内資系、外資系を問わず、英語による医薬品開発関連文書の作成ニーズが急速に増大し、それに伴ってメディカルライターの英文作成スキルの向上が重要課題になっています。医薬品は科学技術のかたまりといっても過言ではありません。
 本セミナーでは、サイエンスに基づく文書作成のあり方を理解した上で、英語による文書作成のノウハウを学んでいただきます。今回は、近年重要性が広く認識されるようになりました英語による論文作成についても解説します。

  1. サイエンスに基づく文書作成の基本的考え
    • Reader-based writing (読み手の立場に立って書くこと)
    • 文書作成のポイント
    • 文書の科学性
    • 専門用語 (IT活用によるサイエンスの理解、用語・語法の習得)
    • 科学的論理性をもって簡潔に書くこと
    • 練習問題
  2. サイエンスに基づく英文ドキュメント作成の実際-すぐれた論文の書きぶりが理想
    • サイエンスを理解すること
    • 専門用語
    • 単語の品詞、辞書記載の訳語に囚われないこと
    • My辞書の作成 (うまい表現の収集)
    • 読みやすくメリハリのある英文作成
      • 分子構文
      • 関係詞
      • 前置詞
      • 接続詞
      • 冠詞
    • 専門用語
      • IT活用によるサイエンスの理解、用語・語法の習得
    • 状況・文脈に応じた適切な英語表記
    • 話し言葉を使わないこと
    • 練習問題
  3. 英語論文作成のポイント
    • 論文公表のメリット
    • 基本は1、2を踏襲
    • 医学論文の構成
      • Abstract
      • Introduction
      • Methods
      • Results
      • Discussion
      • Acknowledgments
      • 著者COIs
      • Authors’ contributions
    • 執筆前の準備
    • 倫理性の検討
    • 練習問題
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 竹内 裕
    シミック株式会社 東日本メディカルライティング部
    シニアスペシャリスト

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/20 医薬品の費用対効果分析 (HTA) 習得講座 オンライン
2025/11/21 HPLC分析の基礎知識・ノウハウとトラブルシューティング オンライン
2025/11/21 中小規模組織 (企業) における新人QA員養成講座 オンライン
2025/11/21 GVP情報の収集・自己点検・教育訓練における日常業務の効率化と信頼性確保 オンライン
2025/11/21 空調システムの維持管理とバリデーションのポイント オンライン
2025/11/21 医薬品Cocrystal (共結晶) の設計による物性/製剤特性の改善と新規探索/製造方法 オンライン
2025/11/21 ラボにおけるデータインテグリティ実務対応 オンライン
2025/11/21 添加剤を活用するタンパク質の凝集制御と酵素の活性化 (製薬・化学・食品) オンライン
2025/11/21 再生医療等製品におけるR&D段階からの薬価/事業化戦略 オンライン
2025/11/25 バリデーション関連文書作成時の必修事項と記載例 東京都 オンライン
2025/11/25 医薬品開発プロジェクトを成功に導くファシリテーション & 合意形成 スキルアップ オンライン
2025/11/25 バイオ医薬品生産用の遺伝子組換え体細胞の構築とセルバンクの作製・管理・各種試験と承認申請への対応 オンライン
2025/11/25 体外診断薬・コンパニオン診断薬を巡る最近の話題、成功/失敗事例で学ぶ開発戦略、並びに今後の展望と課題 オンライン
2025/11/25 医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント オンライン
2025/11/25 医薬品開発の非臨床試験 (薬理・薬物動態・毒性) における文書作成と信頼性確保 (QA/QC) オンライン
2025/11/25 コンプライアンス違反を起こさない・繰り返さないQA・QC教育の体制構築と訓練効果の確認の手引き オンライン
2025/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2025/11/26 医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント オンライン
2025/11/26 医薬品開発の非臨床試験 (薬理・薬物動態・毒性) における文書作成と信頼性確保 (QA/QC) オンライン
2025/11/27 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集