技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

技術者のためのデザイン思考の基礎と具体的手法

技術者のためのデザイン思考の基礎と具体的手法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、新しい価値を生み出す手法として注目される「デザイン思考」について、基礎や具体的プロセス等を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2018年9月26日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 新製品を生み出そうとしている技術者
  • 製品開発チームを率いるマネージャーやリーダー
  • 新製品の企画担当者

プログラム

 技術者に限らずビジネスに携わる者は、新しい価値を継続的に生み出す必要があります。そのためには、現存のマーケットに存在しない潜在的なニーズをとらえる仕組みが必要になります。
 そこで現在、注目されているのが「デザイン思考」です。デザイン思考とは、ユーザーである「人間」を重視するデザイナーの感性や手法を用いて、技術的・ビジネス的に実現可能なかたちで、潜在的な課題やニーズを解決するための方法論です。新製品開発だけでなく研究開発においても、その有効性は実証されつつあります。技術者がデザイン思考を学べば、今までとは異なるかたちで、新しい価値を生み出すことが可能になるでしょう。
 本セミナーでは、東京工業大学「エンジニアリングデザインプロジェクト」の講義内容をまとめた書籍『エンジニアのためのデザイン思考入門』 (翔泳社) を紹介しながら、デザイン思考の基礎についてお伝えします。

  1. デザイン思考とは
    1. 厄介な問題とその解決法
    2. デザイン思考のステップ
    3. デザイン思考のマインドセット
    4. デザイン思考を活かす場づくり
  2. ユーザーに共感する
    1. 周囲を観察する
    2. 関係者を把握する
    3. 動詞に注目する
    4. 体験談に耳を傾ける
  3. 着眼点を定義する
    1. 既存の解決策を分析する
    2. 広い視点を獲得する
    3. 独自の視点を言葉にまとめる
    4. エクストリームユーザーに注目する
  4. 創造的に発想する
    1. 解決策ではなく問いを発想する
    2. 解決策の方向性を設定する
    3. ヒントは他の分野から借りてくる
    4. 独自の発想を絵にまとめる
  5. 試作を繰り返す
    1. 体験を物語にする
    2. 物語をリアルにする
    3. 複数の試作を並行で作る
    4. 見た目と機能のバランスをとる
  6. 有効性を検証する
    1. まずは自分たちでテストする
    2. 最低でも5人に意見を聞く
    3. ユーザーを巻き込む
    4. フィードバックを受け入れる
  7. 組み合わせで理解する
    1. デザイン思考
    2. リーン開発とリーンスタートアップ
    3. アジャイル開発
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 角 征典
    ワイクル株式会社
    代表取締役

会場

連合会館

4F 404会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/20 革新的新商品・技術、新規事業を生み出すアイデアが湧き出る発想法 オンライン
2024/5/21 Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 新規事業を自走する組織に必要な10の観点とは オンライン
2024/5/24 人間工学を応用した製品デザインの進め方 オンライン
2024/5/27 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/5/30 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 オンライン
2024/5/31 人間工学を応用した製品デザインの進め方 オンライン
2024/6/3 不確実性を価値創造に変える衆知錬成の「意思決定」 オンライン
2024/6/5 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/6/6 自社の強みを活かした開発マーケティング実践講座 オンライン
2024/6/7 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/6/11 研究開発におけるポートフォリオ・マネジメントの方法とその具体的な活動 オンライン
2024/6/18 自社保有技術・コア技術を起点にした革新的な研究開発テーマの創出活動 オンライン
2024/6/19 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 東京都 会場・オンライン
2024/6/20 自社技術の洗い出しと新規事業創出方法 オンライン