技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

中国での体外診断薬・医療機器の承認申請と臨床試験の進め方

市場動向を含めた

中国での体外診断薬・医療機器の承認申請と臨床試験の進め方

~CFDA交渉時の指摘事例や対応のポイントとは / 日本の医療機器・診断薬メーカーの取るべき戦略とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品について、中国申請、臨床試験、CFDA指摘事項の対応について、豊富な経験を持つ講師が解説いたします。

開催日

  • 2018年5月17日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 医療機器・診断薬に対する中国政府の動向
  • 日本の医療機器・診断薬メーカーが中国へ輸出をする際に必要な法規制
  • 中国の医療機器・診断薬の特徴と市場規模
  • 中国に医療機器・診断薬を輸出して利益を得るための検討項目
  • 中国医療機器体外診断試薬登録手続きの把握
  • 新規制下の中国医療機器の登録のノウハウ
  • 中国体外診断試薬臨床試験の留意点
  • CFDA交渉のポイント

プログラム

第1部 「中国における医療機器・診断薬市場動向と取るべき戦略」

(2018年5月17日 10:30~12:00)

【趣旨】  中国は、高齢者の急増で、医療機器等の市場は拡大が予想されている。中国政府は増大する医療費の抑制策として、医療機器の国産化を推進している。このため、既に中国に進出している外資系企業は、中国企業と提携し、現地生産に切り替えを進めている。  なお中国に製品を輸出している外資系企業は、流動的・不安定な中国の国内事情のため、確実に収益を得るための検討が必要となってきた。検討内容は、簡単・安価な許認可の取得について、ニーズのある製品、有望な販売対象地域、医療機関の種類と販売価格や入札方法、代理店との契約について等。
  1. 中国の医療機器・診断薬の法規制
    1. 医療機器・診断薬に対する政策と規制当局の動向
    2. 中国の医療機器・診断薬の法規制
      1. 2014年医療機器の法律が矢継ぎ早に改正
      2. 中国で医療機器・診断薬を販売するため心得ておく法規制
      3. 中国へ輸出するための日本国内での手続き
      4. 中国の医療機器・診断薬のリスク分類
      5. 中国での輸入登録申請と代理人指定
      6. 医療機器・診断薬の販売に関連する法規制
      7. 医療機器の通関手続き
  2. 医療機器・診断薬の市場動向
    1. 中国のビジネス環境
    2. 中国の医療機器・診断薬の市場について
    3. 中国で有望な医療機器・診断薬
      1. 中国ではハイエンドの医療機器は輸入品に依存
      2. 中国では体外診断薬は医療機器
      3. 高齢化で市場拡大する領域とは
    4. 有望な販売地域
      1. 日本企業の多くは北京、上海に進出
      2. 中国の富裕層の多くは北京、上海、広州に居住
      3. 中国人の購買力について
      4. 北京、上海、広州以外の有望な地域
    5. 医療機関の種類と状況 (販売価格等)
      1. 医療機関の等級について
      2. 医療機関の価格決定と調達方法
      3. 2009年の新医療改革と民間病院
    6. 販売代理店の選択方法、契約、リコールについて
      1. 販売代理店の選択方法
      2. 販売代理店との契約と契約期間
      3. 医療機器リコールについて
    7. 日本の医療機器・診断薬メーカーの取るべき戦略
      1. 戦略は長期間が良いか、短期間が良いか
      2. 輸出する製品の選定方法

第2部.「体外診断用医薬品・医療機器の中国申請及び臨床試験のポイント」

(2018年5月17日 12:45~16:30)

 2014年6月1日、新医療機器監督管理条例が全面的に実施されました。それに伴い、医療機器登録管理方法、体外診断試薬管理方法、医療機器製造管理方法等の規制が次々に発布されました。このように中国医療機器の登録申請は大きく変更されたため、医療機器製造企業は新条例及び関連規制へ直ちに対応しなければならない状況です。新しい医療機器監督管理条例及び関連規制、通知、規定が発布されながら、一部の旧規制も現在有効であり、新規制及び以前発行の規制への整理や対応が大変煩雑な業務と考えられます。
 また、2015年から、中国CFDAは医薬品医療機器臨床試験への査察を厳格になり、複数な医薬品医療機器企業は臨床試験データの不備により、登録申請を撤回及び却下となりました。
 本講座では,弊社の中国医療機器へのコンサルタント,薬事申請,臨床開発経験を用い、中国の新医療機器管理規制に合わせて、中国の医療機器の登録及び臨床試験ノウハウをご説明いたします。

  1. 中国医療機器登録申請
    1. 中国医療機器の管理体制と関連法規制
    2. 第1類医療機器の届出
    3. 第2、3類医療機器の承認申請
  2. 体外診断試薬登録申請
    1. 体外診断試薬の登録管理
    2. 体外診断試薬登録管理の最新規制
    3. 体外診断試薬の新規登録申請
    4. 申請に当たっての準備事項
    5. 申請資料の作成要点
    6. 変更申請・延長申請手続き
  3. 医療機器承認申請におけるCFDA指摘事項の対応及び提案
    1. 技術審査中のコミュニケーション
    2. CFDAの指摘事項及び対応
    3. 医療機器承認申請に注意すべき点
  4. 体外診断試薬の臨床試験
    1. 体外診断試薬臨床試験に関する最新規定
    2. 体外診断試薬臨床試験の実施要点
  5. その他および質疑回答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/26 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと分析機器毎のレビュー例 オンライン
2024/8/27 医療機器、無菌製剤、原料、包装容器等のガンマ線と電子線の照射殺菌滅菌の特徴とその使い分け並びに、米国FDAの医療機器代替滅菌プログラムでも注目されるガンマ線代替法としての変換X線照射殺菌技術解説 オンライン
2024/8/27 TPPを有効活用した医薬品開発のプロジェクトマネジメントと事業価値評価・意思決定 オンライン
2024/8/27 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 東京都 会場・オンライン
2024/8/27 再生医療等製品の輸送方法の開発、安定性試験の実施 オンライン
2024/8/28 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/8/28 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/8/28 国内外規制 (ICH-Q3E・局方) をふまえたE&L (Extractables and Leachables) 評価・分析の留意点と基準の考え方 オンライン
2024/8/29 医療機器・体外診断用医薬品QMS オンライン
2024/8/29 製造とラボの現場におけるペーパレス化実践セミナー: データインテグリティに適合した記録方法とレビューの実務 オンライン
2024/8/29 3極 (日欧米) GCP査察・社内監査の事例と指摘解決・予防にむけたQMS実装と品質管理手法 オンライン
2024/8/29 アンメットメディカルニーズを深堀する調査法、抽出法 オンライン
2024/8/29 実際に起こった不具合や解決方法、注意点で学ぶスケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2024/8/29 QA部門必修の承認書と製造実態・記録類との齟齬確認と点検方法 オンライン
2024/8/29 Beyond-The-pill/Around-The-Pillにむけた業界動向とアイデア創出のA・B・C オンライン
2024/8/29 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文メディカルライティング入門 オンライン
2024/8/29 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2024/8/30 査察/監査対応における準備項目とチェックリストによる製造所の診断/リスク抽出・評価 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し